タドキストによる英語多読ブログ

1000万語以上の多読経験をもとに、多読の魅力を発信するブログです!本には魅力がいっぱい。英語の本を通して、人生を深く、豊かなものに。

よちよち歩きの赤ちゃんと一緒に読みたいコールデコットオナー賞作品、『"More More More," Said the Baby』のご紹介

こんにちは!

お立ち寄りいただき、ありがとうございます。

 

今回は、よちよち歩きの赤ちゃんと一緒に読みたい可愛らしい英語絵本をご紹介させていただきます。1991年にコールデコットオナー賞を受賞した作品です

 

 

本について

今回ご紹介する絵本は、Vera B. Williamsさんが描いた、『"More More More," Said the Baby』です。

1991年のコールデコットオナー賞を受賞した作品です。

 

YL 0.6~0.8程度  語数は360語   Lexile: AD400Lの本です。

 

本の内容のご紹介

とっても可愛らしい、癒しの英語絵本です。

 

この本では、

白人の赤ちゃんとお父さん

黒人の赤ちゃんとおばあちゃん

アジア系の赤ちゃんとお母さん

の交流が温かく描かれています。

 

よちよち歩きができるようになった頃の赤ちゃんを追いかけて、つかまえて、ちょっと投げたり、おへそにキスしたり、鼻と鼻をくっつけたり、足にキスしたり、抱きかかえたり…。

 

あやし方はそれぞれだけれど、赤ちゃんを見守る大人の温かい目線と、大人の愛情を一心に受けて喜ぶ赤ちゃんの可愛さが眩しい絵本です。

 

文字は虹色で飾られ、明るさいっぱいです。

もし気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!

 

最後に

この本の作者のVera B. Williamsさんの作品として、以下の作品もご紹介したことがありますので、ご関心があれば合わせてどうぞ!

erelc.hatenablog.com

 

この絵本は、コールデコット・オナー賞を受賞した絵本ですが、その他にも、コールデコット賞作品の紹介をしたまとめ記事が以下ですので、よろしければ合わせて覗いていただけると嬉しいです。

他のコールデコット賞作品の何作品かも合わせてリンクを貼っておきます。

erelc.hatenablog.com

 

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

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erelc.hatenablog.com

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

それでは、Happy Reading♬

フランス航空界の先駆けとなったフランス・イギリス初横断を描いたノンフィクションのコールデコット賞作品、『The Glorious Flight』のご紹介

こんにちは!

お立ち寄りいただき、ありがとうございます。

 

今回は、フランス航空界の先駆けとなったフランス・イギリス初横断を描いたノンフィクションの名作英語絵本をご紹介させていただきます。1984年にコールデコット賞を受賞した作品です

 

 

本について

今回ご紹介する絵本は、Alice Provensenさんと、Martin Provensenさんの合作の絵本、『The Glorious Flight: Across the Channel with Louis Bleriot July 25, 1909 』です。

1984年のコールデコット賞(その年の年間最優秀絵本賞)を受賞した作品です。表紙に金メダルが輝いていますね。

 

YL 2.0~2.4程度  語数は872語   Lexile: 630Lの本です。

 

本の内容のご紹介

フランスのCambraiで、妻と5人の子ども、ペットの猫と犬とカッコーと一緒に、車のサーチライトの発明で成した財で、豊かな生活を送っていたLouis Bleriot。

 

そのBleriotが強く心惹かれたのは、航空機でした。

 

自らの財を使い、初めての航空機「Bleriot I」を作ります。

しかし、これは小さすぎて人間は乗れなかったため、人間が乗れるグライダー型航空機の「Bleriot II」を続けて作ります。

そして、次はモーターとプロペラを搭載したものへと、次第に航空機としての性能を高めていきます。

その途中、大きな怪我にも見舞われながら、情熱さめやらず、完成させたのが「Blerio IX」でした。

 

フランス航空界の先駆者であるLouis Bleriotの飽くなき挑戦心が読者の心に残ります。

自ら作った「Blerio XI」を使って、フランスからイギリスまで横断した偉業を描いた、史実に基づくノンフィクションの英語の絵本です。

 

モノづくりが好きな人にお薦めの絵本です。

 

淡い色遣いが当時の風景を回想的に描く本書とよくマッチしています。

気になれば、是非チェックしてみてくださいね!

 

最後に

この本には、『パパの大飛行』の邦題で和訳版も刊行されていますので、合わせてご紹介させていただきます。

 

この絵本は、コールデコット賞を受賞した絵本ですが、その他にも、コールデコット賞作品の紹介をしたまとめ記事が以下ですので、よろしければ合わせて覗いていただけると嬉しいです。

他のコールデコット賞作品の何作品かも合わせてリンクを貼っておきます。

erelc.hatenablog.com

 

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

 

この絵本のように、ノンフィクションの絵本は他にも、以下のような記事でご紹介したことがあります。

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

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最後までお読みいただきありがとうございました。

それでは、Happy Reading♬

1980年代に活躍し、若くして逝去した画家、ジャン=ミシェル・バスキアを描いた芸術的コールデコット賞作品『Radiant Child』のご紹介

こんにちは!

お立ち寄りいただき、ありがとうございます。

 

今回は、1980年代に活躍し、若くして逝去した画家、ジャン=ミシェル・バスキアを描いた芸術的な英語絵本をご紹介させていただきます。2017年のコールデコット賞と、コレッタ・スコット・キング賞(イラストレーター部門)をダブル受賞した名作です。

 

 

 

本について

今回ご紹介する絵本は、Javaka Steptoeさんが文とイラストを手掛けた絵本、『Radiant Child: The Story of Young Artist Jean-Michel Basquiat』です。

2017年のコールデコット賞と、コレッタ・スコット・キング賞(イラストレーター部門)をダブル受賞した名作で、表紙にメダルが輝いています。

 

YL 1.6~1.8程度  語数は794語   Lexile: 1050Lの本です。

 

本の内容のご紹介

1960年にニューヨークのブルックリンで、プエルトリコ系移民の母親とハイチ系移民の父親の間に生まれたJean-Michel Basquiat。

 

Jean-Michel Basquiat

幼い頃から有名なアーティストになることを夢見て、絵を描き続けていた。

その熱心さは、寝ている間に一本の線を描き加えることがアイデアとして浮かべば目覚めて絵を描き続けるほど。

 

決して整った絵ではないし、綺麗な絵ではない。

でも、その絵は情熱的で美しい。

 

母親と床に座り、父親の仕事で使った古紙に描くのが日課だった。

母親からの影響は強い。

芸術は詩の中にあるのではなく、町の至る所にあることを教えてくれたからだ。

 

17歳の頃から地下鉄、スラム街地区の壁などにスプレーペインティングを始める。

そして、次第に人々の注目を集め、芸術家として大成してゆく…。

 

ユニクロのTシャツのデザインにも取り入れられたことがあるジャン=ミシェル・バスキア。薬物中毒のため、27歳でこの世を去った伝説の画家を知ることができる絵本です。

 

この本を描いたJavaka Steptoeさんのイラストも素晴らしい。

芸術作品として何度も見返したくなるような絵本です。

気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!

 

最後に

この絵本は、コールデコット賞を受賞した絵本ですが、その他にも、コールデコット賞作品の紹介をしたまとめ記事が以下ですので、よろしければ合わせて覗いていただけると嬉しいです。

erelc.hatenablog.com

 

他にも、この作品とほぼ同時期に受賞を受けたコールデコット賞作品について紹介した、以下の記事があります。

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

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erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

 

コレッタ・スコット・キング賞については、以下の記事でどんな賞かをご紹介しています。

erelc.hatenablog.com

 

erelc.hatenablog.com

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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イギリスに伝わる有名な民話を、Marcia Brownさんが描いたコールデコットオナー賞作品、『Dick Whittington and His Cat』のご紹介

こんにちは!

お立ち寄りいただき、ありがとうございます。

 

今回は、イギリスに伝わる民話で、日本でも『ウィッティントンと猫』などの邦題で知られるお話を、絵本界のレジェンド、Marcia Brownさんがリノリウムを使って描いた作品をご紹介させていただきます。1951年にコールデコットオナー賞を受賞した作品です

 

 

本について

今回ご紹介する絵本は、3度のコールデコット賞授賞、6度のコールデコットオナー賞授賞という輝かしい業績を持つ、アメリカ絵本作家のレジェンドでいらっしゃるMarcia Brownさんが描いた、『Dick Whittington and His Cat』です。

1951年のコールデコットオナー賞を受賞した古典的作品です。

 

YL 2.5~3.4程度  語数は2,070語   Lexile: AD860Lの本です。

Dick Whittington and His Cat

Dick Whittington and His Cat

Amazon

 

本の内容のご紹介

ディック・ウィッティントンは両親を幼くして亡くした無一文の孤児であった。

同じ村の住人も貧しく、なけなしの食料を分け与えてもらって暮らす日々を送っていた。

 

そんなある日、街路が黄金で舗装されているという噂のロンドンに向かう

しかし着いた先は、聞き及んでいた理想郷とはほど遠く、ディックは寒さと飢えのため道端で衰弱しかかってしまう。

 

そんな中、豪商フィッツウォーレンに救われ、住み込みの下働きを始める。

意地悪な料理人にこき使われ、あてがわれた屋根裏には多くのネズミが住み眠りを妨げられる日々を送る。

 

しかしある日、靴磨きで得た1ぺ二ーを元手に猫を一匹もらう。

ネズミを捕まえるのを得意とするこの猫により、ディックは眠れる夜を迎えられるようになった。

 

ある日、フィッツウォーレンの貿易船が海外に出るため、貿易品を用意するように言われたディックは、猫を泣く泣く差し出す。

すると、この後…。

 

有名な民話で、多くの絵本が出ているお話ですが、英語で読むならば、このMarcia Brownさんの絵本は、お薦めです。

もし気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!

 

最後に

この本には、『ディック・ウイッティントンとねこ―イギリスの昔話』の邦題で和訳版も出ていますので、合わせてご紹介させていただきます。

 

Marcia Brownさんの作品としては、以下の作品をご紹介したことがあります。ご関心があれば、合わせてどうぞ。

erelc.hatenablog.com

 

この絵本は、コールデコット・オナー賞を受賞した絵本ですが、その他にも、コールデコット賞作品の紹介をしたまとめ記事が以下ですので、よろしければ合わせて覗いていただけると嬉しいです。

他のコールデコット賞作品の何作品かも合わせてリンクを貼っておきます。

erelc.hatenablog.com

 

erelc.hatenablog.com

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erelc.hatenablog.com

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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