こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
早いもので、2022年も最初の1か月がもうすぐ終わりですね。
皆さんにとって、素敵な1年の始まりであればと思います。
はじめに
今回は、アフリカ系アメリカ人の経験を反映した、アフリカ系アメリカ人による本に対して授与されるコレッタ・スコット・キング賞についてご紹介させていただきます。若い成人と子供向けの優れた本をに対表彰するものです。
コレッタ・スコット・キング賞とは?
今回、特に参考にさせていただいたのは、以下の「Asian Profile」さんのウエブサイトです。
Asian Profileさんのこのページの説明によると、コレッタ・スコット・キング賞について、以下のように説明されています。
コレッタスコットキング賞は、アメリカ図書館協会(ALA)の一部である民族および多文化情報交換円卓会議によって授与される毎年恒例の賞です。マーティンルーサーキングジュニアの妻であるコレッタスコットキングにちなんで名付けられたこの賞は、アフリカ系アメリカ人の経験を反映した、アフリカ系アメリカ人による若い成人と子供向けの優れた本を表彰するものです。賞は作家とイラストレーターの両方に与えられます。
つまり、アメリカの公民権運動を先導したキング牧師の奥さんにちなんで1970年から始まった、アフリカ系アメリカ人の作家とイラストレーターを讃えて授与する賞が、コレッタ・スコット・キング賞ということです。
このコレッタ・スコット・キング賞の受賞作品には、下のメダルが記されます。絵本を選ぶ時の「お墨付き」の参考になりますね。オナー賞の場合は、銀色となります。
この賞の始まりは、1970年ということですので、コールデコット賞や、ケイト・グリーナウェイ賞よりは遅いですね。
このブログでのコレッタ・スコット・キング賞作品の紹介
このブログでは、以下のコレッタ・スコット・キング賞、コレッタ・スコット・キング・オナー賞の受賞作品のご紹介もしています。
ご関心があれば、ぜひチェックしてみてくださいね!
1989年(イラストレーター部門) Mirandy and Brother Wind
1992年(イラストレーター部門) Tar Beach
2006年(イラストレーター部門) Rosa
2011年(イラストレーター部門) Dave the Potter
2016年(イラストレーター部門) Trombone Shorty
2020年(イラストレーター部門) The Undefeated
このブログでのコレッタ・スコット・キング・オナー賞作品の紹介
1993年(イラストレーター部門) Working Cotton
1999年(イラストレーター部門) Duke Ellington
2002年(イラストレーター部門) Martin's Big Words
2021年(イラストレーター部門) Me & Mama
最後に
このブログでは、コレッタ・スコット・キング賞以外でも、児童文学や絵本に授与される賞についてご紹介した記事があります。
アメリカにおいて、絵本に授与される権威のある賞と評されるコールデコット賞と、受賞作品について説明させていただきました。
そして、イギリスで出版された絵本に授与される名誉ある賞である、ケイト・グリーナウェイ賞については、以下の記事で、受賞作品とともにご紹介させていただきました。
スース博士にちなんで、前年度に米国で出版された英語による初級読者向けの本の中で最も優れた著者とイラストレーターを表彰するガイゼル賞については、「セオドア・スース・ガイゼル賞とは?」の記事があります!
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬