こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、街の見え方が変わるかもしれないABCブックをご紹介したいと思います。1996年にコールデコットオナー賞に輝いた作品です。
本について
今回ご紹介するのは、Stepen T. Johnsonさんがが手がけたABCブック、『Alphabet City』です。中はイラストだけで、英語の文字はタイトルにあるだけの絵本です。表紙に銀メダルが輝いているように、1996年にコールデコットオナー賞(その年の絵本の優秀賞)を受賞した名作品です。
YL 0.0、語数は2語 Lexile: NPの本です。
本の内容のご紹介
本書は、ユニークな視点で描かれた絵本です。
町の中を、注意深く、遊び心をもって見ると、様々な所にアルファベットの景色や模様が浮かび上がってくるかもしれませんよね。
例えば、
建設現場の木挽台はAの形に見えるかも。
非常階段をよく見てみればBの形に見えるかも。
大聖堂の窓をよく見てみればCの形に見えるかも。
このように、街の景色に浮かぶかたちで、A~Zまで順にアルファベットが描かれています。
本書には文字は書かれていません。
あるのはイラストのみ。
まさに絵の力のみで表現した絵本です。
この本を読んだ後には、待ちの見え方が変わるかもしれませんね。
気になれば、ぜひチェックしてみてくださいね!
最後に
このブログでは、以前、この本と同じく、コールデコットオナー賞を受賞したABCブック『Gone Wild: An Endangered Animal Alphabet』と、『Jambo Means Hello: Swahili Alphabet Book』と、『Alphabatics』と、『On Market Street』をご紹介したことがありますので、よろしければ、合わせてチェックしてみてくださいね。
このブログでは、コールデコット賞とは何かに関する記事の他、過去の記事でいくつかコールデコット賞や、コールデコットオナー賞受賞作品を紹介させていただいております。もしご関心があれば、以下の記事から、過去のコールデコット賞作品に関する記事をすべてチェックできますので、ぜひどうぞ。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬