タドキストによる英語多読ブログ

1000万語以上の多読経験をもとに、多読の魅力を発信するブログです!本には魅力がいっぱい。英語の本を通して、人生を深く、豊かなものに。

私たちが向き合わなければならないゴミとリサイクル問題への意識を高められる、OBWシリーズの『Recycling』のご紹介

こんにちは!

お立ち寄りいただき、ありがとうございます。

 

今回は、私たちが向き合わなければならないゴミとリサイクル問題への意識を高められる、Oxford Bookworms Library (OBW)シリーズからのノンフィクションの作品をご紹介させていただきます。

 

 

本について

今回ご紹介させていただくのは、Sue Stewartさんが文を手掛けたノンフィクションのGraded Reader(段階別図書)、『Recycling』です。

YL 3.2~3.4程度 語数は10,098語 Lexile: 900L

シリーズ:Oxford Bookworms Library [Factfiles] のStage 3(OBW3)【1,000語レベル】です。

 

本の内容のご紹介

この本では、毎日大量に捨てられているゴミとリサイクルをテーマの中心にして、世界各国の状況を知ることができます。

 

本書は10章構成になっています。

扱われている主な内容としては、

ごみ問題、

古代のゴミの事情、

使い捨て文化、

ガラスや紙の再利用、

金属やプラスチックの再利用、

リサイクルの物品から作られた製品、

世界のリサイクルの現状、

私たち個人ができること等、

について書かれています。

 

より具体的には、

異臭を放つゴミ捨て場ですが、そのゴミから金品になるものを探して生計を立てている人がいること、

少し前まではゴミを燃やして処分することが中心だったが有毒物質の発生等の理由からリサイクルに関心が持たれるようになったこと、

ビンは色によってリサイクルのされ方が異なること、

日本は過剰包装の傾向があること、

リサイクル品として石鹸や食器棚、さらには家まであること、

欧州の中でドイツやスイスといったリサイクル意識の高い国と、イタリアやギリシャといった意識の高くない国があること等、

リサイクルにまつわるさまざまな内容が扱われています。

 

個人的には、ゴミの歴史についての話題が興味深かったです。

ゴミ捨て場が紀元前3000年頃からあったことや、ゴミ処理の専門職員が14世紀から誕生したこと等、新しい知識を得ることができました。

 

英文はノンフィクションの本らしく、教科書的なしっかりした英語で書かれています。

 

気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!

 

最後に

この本以外のOxford Bookworms Library(OBW)シリーズの本としては、以下なども紹介したことがあります。ご関心があれば、合わせてどうぞ!!

erelc.hatenablog.com

 

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

 

このブログでは、多くの絵本、多読用図書を紹介しています。

右のサイドバーのカテゴリーから、

  • YL
  • 語数
  • Lexile
  • シリーズ
  • 著者名
  • タイトル

から検索できます。

気になるカテゴリーがあれば、チェックしてみてくださいね!

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

それでは、Happy Reading!!

ベルリン五輪で金メダル4つを獲得した伝説のアスリートを描いた、RTRシリーズから『Jesse Owens』のご紹介

こんにちは!

お立ち寄りいただき、ありがとうございます。

 

今回はベルリン五輪で金メダル4つを獲得した伝説のアスリートを描いた、RTRシリーズからのタイトルをご紹介させていただきます。

 

 

本について

今回ご紹介する絵本は、Laurie Calkhovenさんが文を、Elizabet Vukovicさんがイラストを手掛けた本、『Jesse Owensです。

 

YL 1.8~2.2程度  語数は2,248語 Lexile: 880L

シリーズ:Ready-to-ReadのLevel 3(RTR3)の本です。

 

 

本の内容のご紹介

この本で取り上げられているのは、アメリカ陸上界の伝説の一人、Jesse Owensです。

1936年のベルリン五輪に参加し、100m、200m、走り幅跳び、4×100mリレーの4冠に輝いた伝説の女性アスリートです。

 

アラバマ州の貧しい家庭に、10人きょうだいの末っ子として誕生したJames Cleveland Owens。家族からは、"J. C."と呼ばれていました。


祖父母は奴隷として働かされ、両親は分益小作人として暮らしていました。

その後、学校の先生の"J. C."の聞き間違えから"Jesse"という名前が定着することになりますが、家族を支えるために、黒人差別がまだ強く残る中で、仕事のお手伝いもしていました。

 

そんなJesseに転機が訪れたのは、家族でオハイオに引っ越し、その学校の陸上クラブのコーチにその才能に注目されたことです。

放課後は仕事の手伝いのため練習に参加できませんでしたが、始業前の時間を利用した朝練が始まりました…。

 

そして、高校でも次々に記録を作っていったJesseに大学から誘いがあり、家族で初めて大学生が誕生することになりました。

オリンピック出場を強く意識し、その実現のために努力を重ねていき、ついにオリンピックを迎えますが…。

 

この本では、Jesse Owensという偉大なアスリートととしてのステップアップを学べるだけでなく、当時のアメリカ社会の黒人差別の歴史や、ベルリン五輪でのユダヤ人や黒人への差別といった社会背景についても付随的に学ぶことができます。

 

現在のウサイン・ボルトよりも半世紀も前にいた、陸上界のヒーローについて関心のある方は、ぜひどうぞ。

 

最後に

この本は、RTRシリーズの本です。他のRTRシリーズの本としては、以下をご紹介したことがあります。

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

それでは、Happy Reading♬

中世の魔女伝説を描いた、OBWシリーズから『The Witches of Pendle』のご紹介

こんにちは!

お立ち寄りいただき、ありがとうございます。

 

今回は、中世の魔女伝説を描いた、Oxford Bookworms Library (OBW)シリーズからの作品をご紹介させていただきます。

 

 

本について

今回ご紹介させていただくのは、Rowena Akinyemiさんが文を手掛けた作品を400語レベルの英語に簡略化したGraded Reader(段階別図書)、『The Witches of Pendle』です。

 

YL 2.0~2.2程度 語数は5,730語 Lexile: 490L

シリーズ:Oxford Bookworms LibraryのStage 1(OBW1)【400語レベル】です。

 

本の内容のご紹介

ランカシャーのPendle Hillという場所で17世紀に実際にあった話をもとにしたGraded Readerです。

 

Pendle Hillに住むDevice家の人々は、呪った人を、猫や犬を使ったり、粘土人形を使ったりして殺すことができた。


それが知れ渡ると周りの人々は彼らのことを"witch"と呼んで恐れるようになった。


Device家の人々も自分たちは呪い殺すことができることを認める中、Jennet Deviceという娘だけは、自らは"witch"ではないと言い、実際に人を呪い殺したことがあると公言する母親や祖母や姉などと距離を置いていた。

 

というのも、Jennetの父親は他のきょうだいとは違うからだ。

 

ある日、民衆の声やJennetの告発により、Device家の人は"witch"ということで牢獄に入れられる。

その後、いわゆる「魔女裁判」が執り行われ、死刑に処せられる。

 

しかし、Jennetはその後幸せな人生を送ったかというと…。

ある時Edmund Robinsonという少年の突然の告発により、Jennetも"Device家"の出身だということにより、牢獄に入れられてしまう…。


果たして少年は嘘を言っているのだろうか?

はたまたJennetが嘘を言っているのだろうか?

それともDevice家のJennetへの呪いなのか?

 

史実をもとにした、ちょっと怖いお話です。

版画によるイラストも、その怖い雰囲気とマッチしています。

 

気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!

 

最後に

このブログでは、OBWシリーズの図書を他にも紹介していますで、気になれば以下のリンクから飛んでみて下さいね!

erelc.hatenablog.com

OBWのStage 1からは、以下のタイトル等をご紹介したことがあります。

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

それでは、Happy Reading!!

リンカーン元大統領の庶民派な一面を紹介 ICRシリーズから『Long, Tall Lincoln』のご紹介

こんにちは!

お立ち寄りいただき、ありがとうございます。

 

今回は、リンカーン元大統領の庶民派な一面を紹介した、主にアメリカの子どもに向けた英語読本をご紹介させていただきます。

 

 

本について

今回ご紹介する絵本は、Jennifer Dusslingさんが文を、Chin Koさんがイラストを手掛けた絵本で、I Can Read!シリーズのLevel 2ICR2)から刊行されている、『Long, Tall Lincolnです。

 

YL 1.2~1.6程度  語数は720語  Lexile: 560L

シリーズ:I Can Read!シリーズのLevel 2 (ICR2)の本です。

 

本の内容のご紹介

歴代のアメリカ大統領の中でも非常に人気の高いリンカーンの青年期、結婚、大統領就任、そして奴隷制度の撤廃などを中心にえがいた、とても平易な伝記です。

 

決して裕福な生い立ちだったわけでも、後の大統領らしい服装をしていたわけでないリンカーン

近くに学校がなかったことから、学校に毎日通っていたわけではない青年期でしたが、たいへんな読書家だったリンカーン

 

そのリンカーンが好きだったのは、演説。

その演説力を生かし、南部の州であった奴隷制を撤廃するために、大統領に立候補をすることに…。

 

大統領でありながら実直で庶民的なリンカーンについて、たとえば少女の助言を聞き入れて大統領選のために髭を生やしたことといったエピソードとともに学ぶことができます。

 

Step into Readingシリーズから刊行されている『Abe Lincoln's Hat』や、Read-to-Readシリーズから刊行されている『Abe Lincoln and the Muddy Pig』と合わせて読むと、リンカーンをより身近に感じることができると思います。

 

庶民派リンカーン元大統領の一面を知ることができる英語読本です。

 

気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!

 

最後に

ICRシリーズの本として、本書以外にも、ご紹介した本があります。ご関心があれば、合わせてどうぞ!

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

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最後までお読みいただきありがとうございました。

それでは、Happy Reading♬

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