こんにちは!
心地よい季節になりましたが、いかがお過ごしてでしょうか?
さて、今回ご紹介させていただくのは、ダンスのリズムや歌が聞こえてくるような軽快な絵本です。1989年のコールデコット賞を受賞した名作絵本です。
本について
今回ご紹介させていただくのは、Karen Ackermanさんが文を、Stephen Gammellさんがイラストを手掛けた絵本『Song and Dance Man』です。1989年に、権威あるコールデコット賞に輝いた絵本で、表紙にも金メダルが光っています。
YL 1.8~2.2程度 語数は834語 Lexile: 580Lの絵本です。
絵本の内容のご紹介
かつてヴォードヴィルのステージで歌と踊りを披露していたおじいちゃん。
そのおじいちゃんを、孫たちの1人称で語る構成をとっています。
遊びに来ていた孫の3人は、おばあちゃんが夕食を作り終わるまでの1時間、おじいちゃんに連れられて屋根裏部屋に行きます。
そこには、昔ショーで活躍していた古いおじいちゃんのポスターが貼ってあり、ショーで使う衣装や杖や帽子や靴などが置いてありました。
おじいちゃんは往時の衣装に身を包み、照明をセットして、さあ、ショーの始まりです…!
あっという間に屋根裏部屋はおじいちゃんの世界に包まれ、子どもたちは大興奮で悦に入ります…。
おじいちゃんのダンスのリズムや歌、それに子どもたちの興奮した様子が、そのまま聞こえてくるような臨場感たっぷりの絵本です。イラストは、色鉛筆を使った鮮やかな色使いが印象的で、おじいちゃんの生き生きとしたショーの様子とマッチしています。
刊行から25年経過した今も読み継がれている、臨場感たっぷりの軽快な絵本です。
気になれば、ぜひチェックしてみてくださいね!
最後に
このブログでは、コールデコット賞とは何かに関する記事の他、過去の記事でいくつかコールデコット賞を受賞した絵本を紹介させていただきました。もしご関心があれば、合わせてチェックしてみてくださいね。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬