こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、「絵本の魔術師」と称されるChris Van Allsburgさんが描く、何度も読み返したい、とっても素敵なクリスマス絵本をご紹介したいと思います。1986年にコールデコット賞に輝いた作品です。
本について
アメリカのミシガン州のご出身のChris Van Allsburgさん。しばしば、「絵本の魔術師」とも称されるAllsburgさんの人気は、『Jumanji』といった作品を挙げれば、十分に伝わるかと思います。翻訳版である、『ジュマンジ』の方で、Chris Van Allsburgさんの作品に親しまれた方も多いのではないでしょうか。あるいは、村上春樹さんのファンの方ならば、村上春樹さんがChris Van Allsburgさんの作品を多く翻訳したということでご存知かもしれません。
今回ご紹介する絵本は、Allsburgさんの代表作で、とっても素敵なクリスマス絵本、
『The Polar Express』です。1986年にコールデコット賞に輝いた名作です。
YL 1.8~2.2程度 語数は1,054語 Lexile: 520Lの本です。
以下のリンクを見ていただければわかるように、12,000以上のレビューが寄せられていることからも、世界中で読まれている本だということがわかりますよね。
本の内容のご紹介
今は大人になった主人公の少年時代の回想が一人称でつづられています。
クリスマスイブの夜。
サンタを信じてソリの音をベッドで待っていた少年の耳に聞こえてきたのは、蒸気機関車の音でした。
雪の降る外に出てみると、そこには汽車が止まっています。
北極行きというその汽車に乗り込んでみると、中にはパジャマやガウン姿の子どもたちがいっぱい。
汽車は、狼たちの住む持ちを抜け、山を走り、丘を越えながら、サンタの住む北極に向かって進んでいきます。
そして、北極で待っていたのは…。
この続きは、ぜひ、ご自分の目で確かめてみてくださいね!
本当に素敵な絵本で、まさに魔法にかけられたような余韻が残ります。
とても美しい英語でつづられ、渋いグレーを基調としたパステル調の精巧な絵も
素晴らしいです。
1986年のコールデコットメダルの受賞作品で、とっても素敵な
クリスマスの絵本です。日本語でも村上春樹さんの訳で『急行「北極号」』の邦題で
刊行されています。また、トム・ハンクスさんを主演にして映画化もされています。
気になれば、ぜひチェックしてみてくださいね!
最後に
この作品は、日本でも『急行「北極号」』の邦題で、村上春樹さんによる和訳も刊行されていますので、合わせてご紹介させていただきます。
また、トム・ハンクスさんを主演にして映画化もされています。
なお、このブログでは、コールデコット賞とは何かに関する記事の他、過去の記事でいくつかコールデコット賞や、コールデコットオナー賞受賞作品を紹介させていただいております。もしご関心があれば、以下の記事から、過去のコールデコット賞作品に関する記事をすべてチェックできますので、ぜひどうぞ。
Chris Van Allsburgさんの作品としては、他の本も紹介した記事がありますので、よろしければ、どうぞ。
クリスマスの絵本や本をお探してでしたら、以下の記事をどうぞ!
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬