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お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、1980年代に活躍し、若くして逝去した画家、ジャン=ミシェル・バスキアを描いた芸術的な英語絵本をご紹介させていただきます。2017年のコールデコット賞と、コレッタ・スコット・キング賞(イラストレーター部門)をダブル受賞した名作です。
本について
今回ご紹介する絵本は、Javaka Steptoeさんが文とイラストを手掛けた絵本、『Radiant Child: The Story of Young Artist Jean-Michel Basquiat』です。
2017年のコールデコット賞と、コレッタ・スコット・キング賞(イラストレーター部門)をダブル受賞した名作で、表紙にメダルが輝いています。
YL 1.6~1.8程度 語数は794語 Lexile: 1050Lの本です。
本の内容のご紹介
1960年にニューヨークのブルックリンで、プエルトリコ系移民の母親とハイチ系移民の父親の間に生まれたJean-Michel Basquiat。
幼い頃から有名なアーティストになることを夢見て、絵を描き続けていた。
その熱心さは、寝ている間に一本の線を描き加えることがアイデアとして浮かべば目覚めて絵を描き続けるほど。
決して整った絵ではないし、綺麗な絵ではない。
でも、その絵は情熱的で美しい。
母親と床に座り、父親の仕事で使った古紙に描くのが日課だった。
母親からの影響は強い。
芸術は詩の中にあるのではなく、町の至る所にあることを教えてくれたからだ。
17歳の頃から地下鉄、スラム街地区の壁などにスプレーペインティングを始める。
そして、次第に人々の注目を集め、芸術家として大成してゆく…。
ユニクロのTシャツのデザインにも取り入れられたことがあるジャン=ミシェル・バスキア。薬物中毒のため、27歳でこの世を去った伝説の画家を知ることができる絵本です。
この本を描いたJavaka Steptoeさんのイラストも素晴らしい。
芸術作品として何度も見返したくなるような絵本です。
気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!
最後に
この絵本は、コールデコット賞を受賞した絵本ですが、その他にも、コールデコット賞作品の紹介をしたまとめ記事が以下ですので、よろしければ合わせて覗いていただけると嬉しいです。
他にも、この作品とほぼ同時期に受賞を受けたコールデコット賞作品について紹介した、以下の記事があります。
コレッタ・スコット・キング賞については、以下の記事でどんな賞かをご紹介しています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬