こんにちは♪
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、世界一大きな女の子の伝説をユーモアたっぷりに描いた絵本をご紹介させていただきます。1995年にコールデコット賞を受賞した名作絵本です。
本の情報
今回ご紹介するのは、Anne Isaacsさんが文を、Paul O. Zelinskyさんがイラストを手掛けた絵本、『Swamp Angel』です。コールデコットオナー賞を受賞した銀メダルが表紙に輝いていますね。
YL 3.0~4.0程度 語数 1,278語 Lexile: AD960Lの絵本です。
本の内容のご紹介
1815年8月1日、テネシーでAngelica Longriderが生を受けます。
お母さんよりも大きな姿で生まれたAngelica。
その後も順調に育ち、2歳の時にログハウスを建設し、
12歳の時には移住者を乗せた幌馬車が沼にはまってしまったところを、馬車を持ち上げて助けてあげたことから、"Swamp Angel"として知られるようになりました。
ある夏、テネシーに巨大な熊が出現します。
あまりに巨大である上に賢く、銃弾を通さないほど分厚い毛皮を持つこの熊は、
住民から"Thundering Tarnation"という名前で恐れられ知られるようになります。
この巨大熊に立ち向かったのがSwamp Angelでした。
この常識外れの熊と、Swamp Angelの「異種格闘技」が始まります!
まずはSwamp Angelが熊をつかみ、空高くに投げ飛ばします。
でも熊も黙っていません…。
繰り広げられる異次元の戦いは、ユーモアたっぷり。子どもも大喜びで
読んでくれると思います。
英文は使用されている語彙や構文など難解なものも含まれていて、難易度は高めです。
もし気になれば、この伝説の女の子の活躍を読んでみてくださいね。
最後に
この本は、『せかいいち大きな女の子のものがたり』の邦題で和訳版も刊行されていますので、合わせてご紹介させていただきます。
この絵本は、コールデコットオナー賞を受賞した絵本ですが、その他にも、コールデコット賞作品の紹介をしたまとめ記事があります。もしご関心がありましたら、合わせてどうぞ。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬