タドキストによる英語多読ブログ

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音楽好きの方にお薦めな、ニューオーリンズご出身のトロンボーン奏者が書き上げたコールデコットオナー賞作品『Trombone Shorty』のご紹介

こんにちは!

お立ち寄りいただき、ありがとうございます。

 

今回は、ニューオーリンズご出身のトロンボーン奏者が自らの半生を書き上げた、音楽好きの方にお薦めの絵本をご紹介したいと思います。2016年のコールデコットオナー賞と、2016年のコレッタ・スコット・キング賞(イラストレーター部門)をダブル受賞した名作です。

 

 

 

本について

今回ご紹介する絵本は、ステージで"Trombone Shorty"というお名前で活躍するトロンボーン奏者Troy Andrewsさんが文を、Bryan Collierさんがイラストを手掛けた絵本、Trombone Shorty』です。2016年のコールデコットオナー賞と、2016年のコレッタ・スコット・キング賞(イラストレーター部門)をダブル受賞した名作です。

 

YL 2.4~2.6程度  語数は980語   Lexile: 760Lの本です。

Trombone Shorty (English Edition)

Trombone Shorty (English Edition)

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本の内容のご紹介

音楽が流れる街、ニューオーリンズ

この街のTremé という一角で生まれ育ったのが、後に"Trombone Shorty"となる筆者。

 

ニューオーリンズの雰囲気、そしてお兄ちゃんの影響もあり、幼い頃から音楽に強い興味を抱いたTroy少年。

 

楽器を買う余裕はなかった時でも、持ち合わせの物で楽器を作り、同じ気持ちを持つ友人たちとバンドを組んで音楽を楽しんでいました。

 

そんなTroy少年が一番楽しみにしていたのが、Mardi Grasというお祭りのパレード。

体の倍ほどの大きさのあるトロンボーンを手にしたTroy少年は、その演奏の姿から、”Trombone Shorty"と呼ばれるようになります。

 

そんなTroy少年に転機が訪れます。

フェスでBo Diddleyという一流のアーティストが演奏している時に、Troy少年も一緒に演奏を始めた時です…。

 

この後に、Bo Diddleyによって粋な計らいがありました。その計らいとは…?

現在のアーティスト"Trombone Shorty"誕生のきっかけにもなったこの展開が気になる方は、是非、ご自身でチェックしてみてくださいね!

 

読んでいて感じるのは、著者の音楽への非常に強い興味と関心。

その気持ちを持って、毎日練習していれば、最初は楽器がなくても、こうなれるのですね。

 

最後に

このブログでは、コールデコット賞とは何かに関する記事の他、過去の記事でいくつかコールデコット賞や、コールデコットオナー賞受賞作品を紹介させていただいております。もしご関心があれば、以下の記事から、過去のコールデコット賞作品に関する記事をすべてチェックできますので、ぜひどうぞ

erelc.hatenablog.com

 

コレッタ・スコット・キング賞の概要と作品の紹介は、以下の記事からどうぞ。

erelc.hatenablog.com

 

Bryan Collierさんがイラストを手掛けた絵本としては、以下の記事もあります。

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

それでは、Happy Reading♬

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