こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、アメリカ原住民に伝わる、世界に光をもたらした伝説のカラスを描いたコールデコットオナー賞作品をご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介するのは、Gerald McDermottさんが文とイラストを手掛けた絵本、『Raven: A Trickster Tale from the Pacific Northwest』です。1994年にコールデコットオナー賞を受賞した名作絵本です。
YL 1.0~1.4程度、語数は586語 Lexile: AD380Lの本です。
本の内容のご紹介
昔、世界は暗闇に包まれていました。
その世界の空を飛ぶ一匹のカラスがいました。
世界を照らす光を求めて飛びまわっていたのです。
そんな中、遠くにかすかな光を見つけ、飛んでいきました。
光は、Sky Chiefの暮らす家から放たれていました。
カラスは近くの松の木にとまり、様子をうかがっていると、
家の中からSky Chiefの娘が水を汲みに出てきました。
カラスは自らの体を松の葉に変え、娘の飲み水の中に入り、
娘はそのことに気付かずに水を飲みました。
するとしばらくして、娘は男の子を授かりました。
そう、その男の子とは、カラスが姿を変えて生まれ変わった姿でした…。
Sky Chiefたちも男の子の誕生をたいへん喜びました。
そんなある日、男の子は、部屋の隅に置いてあった箱の中から
光が輝いているのを見つけます…。
その箱の中にあったものとは…?
アメリカ原住民に伝わる、光を世界にもたらした伝説のカラスに
ついて書いた英語の絵本です。
日本にいると、あまり耳にすることがないアメリカ原住民のお話でも、
英語絵本を通して接することができるのはいいですね。
最後に
Gerald McDermottさんの作品として、以前このブログで以下の記事を書いたことがあります。こちらの本もお薦めです!
このブログでは、コールデコット賞とは何かに関する記事の他、過去の記事でいくつかコールデコット賞を受賞した絵本を紹介させていただきました。
もしご関心があれば、以下の記事に、過去のコールデコット賞作品の紹介もありますので、合わせてチェックしてみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬