タドキストによる英語多読ブログ

1000万語以上の多読経験をもとに、多読の魅力を発信するブログです!本には魅力がいっぱい。英語の本を通して、人生を深く、豊かなものに。

『ノアの方舟』のお話を、基本的にイラストのみで楽しめる、コールデコット賞受賞作品、『Noah’s Ark』のご紹介

こんにちは♪

お立ち寄りいただき、ありがとうございます。

 

今回は、ノアの方舟』のお話を、基本的にイラストのみで楽しめる、1978年のコールデコット賞作品をご紹介させていただきます。

 

 

 

本の情報

今回ご紹介するのは、Peter Spierさんが文とイラストを手掛けた絵本、『Noah's Ark』です。1978年のコールデコット賞作品(その年の最優秀絵本)です。表紙には、受賞した証の金メダルが見えます。

 

YL 0.4~0.6程度  語数 184語   Lexile: NPの絵本です。

 

本の内容のご紹介

この絵本は、旧約聖書の『創世記』の中に登場する有名なノアの方舟のお話を、基本的に絵のみで伝えた絵本です

 

文字は最初と最後のページに一行ずつあり、本の中の1ページのみ文字が多く書かれていますが、それは、Jacobus Reviusさんという方がオランダ語で書いた”The Flood”という詩を、本書のイラストレーターであるPeter Spierさんが英訳したものです。

 

お話の内容としては、すでにご存じの方が多いと思います。

人々が争いを続ける姿に怒りを覚えた神は、心の清らかなNoahという男子にお告げをし、箱舟を作らせ、動物一対ずつをその箱舟に乗せます。

そして雨が降り続き、たちまち一面が水で浸かってしまいました…。

そして、この後、Noahがとった行動とは…?

 

繊細なタッチで描かれた絵は細かく、可愛らしい印象も受けます。

絵を見ながら言葉を添えて読み聞かせをしてもいいですね。

気になれば、この「絵で読ませる絵本」を楽しんでみてくださいね!

 

最後に

この本には、『ノアのはこ船』のタイトルで和訳版も出版されていますので、合わせてご紹介させていただきます。

 

また、Peter Spierさんの作品として、以前、以下の本をご紹介したこともあります。こちらも、コールデコットオナー賞受賞作品ですので、合わせてどうぞ!

erelc.hatenablog.com

 

ノアの方舟』のお話を題材にした絵本として、過去に以下の本(ほぼ絵だけで構成され、文字はほとんどない絵本です)をご紹介したことがあります。

ご関心があれば、こちらもどうぞ。

erelc.hatenablog.com

 

また、この絵本は、コールデコットオナー賞を受賞した絵本ですが、その他にも、コールデコット賞作品の紹介をしたまとめ記事が以下です。

他のコールデコット賞作品の何作品かも合わせてリンクを貼っておきます。

erelc.hatenablog.com

 

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

 

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

それでは、Happy Reading♬

応援したくなるチンパンジーのWillyがチャンピオンに! 『Willy the Champ』のご紹介

こんにちは!

お立ち寄りいただき、ありがとうございます。

 

以前、このブログでもご紹介させていただいた、思わず応援したくなるチンパンジーのWillyを主人公にしたシリーズ。

イギリス人児童作家で、ケイト・グリーナウェイ賞の受賞経験のあるAnthony Browneさんによる絵本です。

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

 

今回も、Willyシリーズから1冊ご紹介させていただきます。

 

 

 

本について

今回ご紹介させていただくのは、いつも読者の心を明るく楽しませてくれる、ケイト・グリーナウェイ賞など、多くの受賞歴があり、日本でもファンの多いAnthony Browneさんが手掛けた、『Willy the Champ』です。

 

YL 0.3~0.5程度 語数は133語 Lexile: 410Lです。

 

 

本の内容のご紹介

Willyは、本を読むことや、音楽を聴くことや、お友だちとお散歩することが好きな、穏やかなチンパンジーです

 

でも、小柄なWillyは運動は苦手。

サッカーや、自転車レースをしても、他のチンパンジーには全然勝てません…。

 

そんなWillyは、何をしても、他のチンパンジーからからかわれ、笑われてしまいます…。

 

しかし、Willyに転機が訪れます。

一番のいじめっ子、Bustter NoseがWillyの前に現れた日のことでした。

この後、あることが起こります…。

 

Willyが"Champ"になったお話を楽しめる絵本です。

気になれば、チェックしてみてくださいね!

 

最後に

このブログでは、Anthony Browneさんの絵本をいくつか紹介したことがありますので、以下でご紹介させていただきます。Anthony Browneさんが好きな方は、全部揃えたくなりますよね!

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

 

また、ケイト・グリーナウェイ賞とは何?と思われる方は、それを説明した記事もあります。

erelc.hatenablog.com

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

それでは、Happy Reading!!

Pennyの正直さが心に爽やかに響くガイゼル・オナー賞作品、『Penny and Her Marble』のご紹介

こんにちは!

お立ち寄りいただき、ありがとうございます。

 

今回は、ネズミのPennyを主人公にした1冊で、その正直な心が読んでいる私たちに爽やかに響く本をご紹介させていただきます。2014年のガイゼル・オナー賞(Theodor Seuss Geisel Award)受賞作品です。

 

 

本について

今回ご紹介する絵本は、数々の受賞歴をお持ちのKevin Henkesさんが文とイラストを手掛けた、『Penny and Her Marbleです。

絵本を読み始めた子ども向けの絵本に与えられる、ガイゼル・オナー賞(Theodor Seuss Geisel Award)を2014年に受賞した絵本です。

I Can Read!シリーズのLevel 1(ICR1)から刊行されています。

 

YL 0.6~0.8程度  語数は672語   Lexile: 470Lの本です。

 

本の内容のご紹介

ネズミのPennyを主人公にしたシリーズの一冊です。

 

この日、Pennyがベビーカーにお気に入りのぬいぐるみのRoseを乗せて、近くのGoodwinさんの家まで散歩に行きました。


歩きながら、自分が進んでいる道は、高いビルが建ち並ぶ大都会であることを想像したり、美しい森の中であることを想像したり、あるいは飛行機に乗っていることを想像したりしながら、何度も道を往復します。

 

と、その時。

Goodwinさんの家の芝生に美しく輝く青いビー玉を目にしたのでした。

一目見て、そのビー玉を気に入ったPennyは、「Goodwinさんのものではないはず」と思って、そのビー玉をポケットにしまいます。

そして、急いで家に帰ったのでした。

 

家に帰ってみると、そのビー玉は見るほどに美しく、Pennyはすっかり気に入ります。

でも、ひとつ気になることが…。

そのビー玉はGoodwinさんのものではないだろうか、ということです。

 

そこから落ち着かない時間を過ごすことになります…。

Pennyの両親も、Pennyの様子がいつもと違うことに気づきますが…。

 

Pennyの正直さがとても印象的で、読了感も爽やかな一冊です。

気になれば、手に取って読んでみてくださいね!

 

最後に

この絵本はガイゼル・オナー賞の受賞作品です。

「ガイゼル賞って何?」とご関心のある方は、是非、以下の記事もチェックしてみてくださいね!英語を読み始めたばかりの方にお薦めの本をたくさん紹介しています。

erelc.hatenablog.com

 

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

 

Kevin Henkesさんの作品としては、以下の作品もご紹介したことがありますので、もしご関心があれば、どうぞ。

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

それでは、Happy Reading♬

犬の目線から事件を解決する、犬好きの方にお薦めのガイゼル・オナー賞作品『King & Kayla and the Case of the Missing Dog Treats』のご紹介

こんにちは!

お立ち寄りいただき、ありがとうございます。

 

今回は、犬のKingと飼い主のKaylaを主人公にしたシリーズの1冊で、犬好きの方にお薦めの本をご紹介させていただきます。この本は、2018年のガイゼル・オナー賞(Theodor Seuss Geisel Award)受賞作品です。

 

 

本について

今回ご紹介する絵本は、Dori Hillestad Butlerさんが文を、Nancy Meyersさんがイラストを手掛けたKing &Kaylaシリーズの1冊で、2018年にガイゼル・オナー賞を受賞した、King & Kayla and the Case of the Missing Dog Treatsです。

 

YL 1.2~1.6程度  語数は1,299語   Lexile: 440Lの本です。

 

 

本の内容のご紹介

犬のKingの1人称で綴られた、犬目線の本です

 

この日、Kaylaはピーナッツバターのお菓子を作っていました。

ピーナッツバターが大好物のぼくは、もう食べたくてたまりません。

 

でも、それは近所のJullianの家に新しく生まれた子犬のためのものみたい…。

残念で、しっぽも元気なくなってしまいました。

 

お外で遊んでいると、子犬のThorと会うことができました。

小さくてとっても可愛い。

 

でも、家に戻った時、あれ…?

変な臭いが…。

そして、ピーナッツバターのお菓子が3つなくなっていました…。

 

Kaylaはぼくが食べたと疑っているみたい。

でも、食べたのはぼくじゃない。

 

ようし、犯人を見つけよう!

 

そうして、KingとKaylaは犯人捜しを始めますが…。

 

気になれば、是非、手にとって読んでみてくださいね!

犬の目線からちょっとした事件を解決する、ほのぼの系の児童書です。

 

最後に

この絵本はガイゼル・オナー賞の受賞作品です。

この本の1年後、同じKing &Kaylaシリーズでもガイゼル・オナー賞を受賞しています(以下の本です)。

erelc.hatenablog.com

 

「ガイゼル賞って何?」とご関心のある方は、是非、以下の記事もチェックしてみてくださいね!英語を読み始めたばかりの方にお薦めの本をたくさん紹介しています。

erelc.hatenablog.com

 

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

それでは、Happy Reading♬

プライバシーポリシー お問い合わせ