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今回は、主人公のFoxとChickの2人の掛け合いと最後のオチが素敵な、ほのぼの系の絵本をご紹介したいと思います。2019年のガイゼル賞(Theodor Seuss Geisel Award)のオナー賞を受賞した作品です。
本について
今回ご紹介する絵本は、Sergio Ruzzierさんが分とイラストを手掛けた、FoxとChickを主人公にした絵本シリーズの1冊、『Fox & Chick: The Party: and Other Stories』です。2019年にガイゼル賞のオナー賞に輝いた名作です。
YL 0.7~1.0程度 語数は489語 Lexile: 370Lの本です。
本の内容のご紹介
この本の主人公は、表紙に描かれているFox(キツネさん)と、Chick(ひよこさん)。
この2人を主人公に、"The Party", "Good Soup", "Sit Still"の3つの短いお話がこの本には含まれています。
"The Party"
この日、キツネさんの家にやってきたひよこさん。
そして、"May I use your bathroom?"と尋ねて、トイレを借りました。
でも、待てど暮らせど、ひよこさんは出てきません…。
ひよこさんは、トイレで何をしているのでしょうか…?
"Good Soup"
畑で野菜を収穫していたキツネさん。
そんなキツネさんに、「野菜を食べるなんて、キツネらしくないよ」と言うひよこさん。
そう、本当なら、キツネは、鳥も食べてしまうのです。
そのことに気づいたひよこさんは…。
"Sit Still"
風景画を描こうとしていたキツネさん。
そこにひよこさんがやってきて、自分の肖像画を描いてほしいと頼みます。
石の上でじっと座っていたら描いてあげるよと言うキツネさんに対して、ひよこさんもじっとしていようと思いますが、やっぱり、なかなか落ち着かなくなってしまい…。
子どもっぽいひよこさんに対して、キツネさんが大人の対応を取る姿が素敵で、ほのぼのします。
マンガ形式で描かれた絵本なので、多読の初期段階にぴったりの本です。
気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!
最後に
ガイゼル賞については、以下の記事でご紹介していますので、ご関心があればどうぞ。
このブログでは、他にもガイゼル賞の絵本を紹介した記事があります。ご関心があれば、合わせてチェックしてみてくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬