こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、アメリカ原住民に伝わるお話を美しく描いた作品で、1979年にコールデコット賞を受賞した作品をご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介するのは、Paul Gobleさんが文とイラストを手掛けた絵本、『Girl Who Loved Wild Horses』です。1979年に獲得したコールデコット賞の金メダルが表紙に輝いていますね。
YL 1.6~2.0程度、語数は993語 Lexile: 670Lの本です。
本の内容のご紹介
馬に乗り、バッファローをしとめていたアメリカ原住民の中に、馬の心をよく理解する一人の少女がいました。
この少女は、馬が好きな草をわかり、冬の吹雪を凌ぐための場所を見つけてあげ、怪我した時には手当をしてあげていました。
ある暑い日のこと。
少女は馬をつれて草を食ませていた時、心地よさから眠ってしまいます。
そして少女が眠っている間に大きな嵐が近づき、目覚めた時には雷鳴がこだましていました…。
この事態を恐れた馬たちは一斉に走り出し、少女を乗せたまま見知らぬ土地まで来てしまいました…。
そして、この土地で少女が目にしたのは、今まで見た中で一番力強く、誇り高く、ハン
サムな雄馬でした。
この雄馬は、野生の馬を率いるリーダーであり、少女は野生の馬たちと生活をともにすることにしますが…。
アメリカ原住民に伝わる民話を、美しく、丁寧に、敬意を払いながら描いた古典的な英語の絵本です。
もし気になれば、是非、チェックしてみ下さいね!
最後に
この本には、『野うまになったむすめ』の邦題で和訳版も刊行されていますので、合わせてご紹介させていただきます。
また、このブログでは、コールデコット賞とは何かに関する記事の他、過去の記事でいくつかコールデコット賞を受賞した絵本を紹介させていただきました。
もしご関心があれば、以下の記事に、過去のコールデコット賞作品の紹介もありますので、合わせてチェックしてみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬