こんにちは♪
今日ご紹介させていただくのは、プエブロ族に伝わるお話を、ビビッドな色と、力強いイラストで描いた、1975年のコールデコット賞授賞作品です。
本について
今回ご紹介するのは、Gerald McDermottさんが文とイラストを手掛けた絵本、『Arrow to the Sun: A Pueblo Indian Tale』です。
YL 1.0~1.4程度 語数は397語 Lexile: 480Lです。
本の内容のご紹介
遥か昔、太陽神が地球に光の矢で生命を送り届けた。
その光の矢は若い女性の家に届き、一人の男の子となって誕生した。
彼はすくすくと育つが、周囲の子どもからは、父親がいないことを揶揄されてしまう…。
そして、男の子は決心する。
自分の父親を探し出そうと。
家を飛び出し、途中で出会ったトウモロコシ農家や、壺づくり職人に父親の居場所を尋ねるが、手がかりを得ることはできない。
しかし、弓矢職人に尋ねると、男の子の素性を見抜いたその職人は、ある行動に出る…。その行動とは…?
アメリカ原住民・プエブロ族に伝わるお話の雰囲気を、ビビッドな色と、力強いイラストで表現し、雰囲気たっぷりに描き切った作品です。
気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!
最後に
この本には、『太陽へとぶ矢―インディアンにつたわるおはなし』の邦題として刊行されていますので、合わせてご紹介させていただきます。
Gerald McDermottさんの作品として、以前このブログで以下の記事を書いたことがあります。こちらの本もお薦めです!
また、このブログでは、コールデコット賞とは何かに関する記事の他、過去の記事でいくつかコールデコット賞や、コールデコットオナー賞受賞作品を紹介させていただいております。もしご関心があれば、以下の記事から、過去のコールデコット賞作品に関する記事をすべてチェックできますので、ぜひどうぞ。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬