こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、 初めて見た真ん丸のお月様に対する子猫の反応を愛おしく描いた絵本をご紹介したいと思います。2005年にコールデコット賞(その年にアメリカで出版された絵本の最優秀賞)に輝いた作品です。
本について
今回ご紹介する絵本は、Kevin Henkesさんが文とイラストを手掛けた絵本、『Kitten's First Full Moon』です。2005年にコールデコット賞を受賞した名作です。表紙に、金メダルが輝いていますね。
YL 0.5~0.7程度 語数は260語 Lexile: 450Lの本です。
本の内容のご紹介
ある晩、子猫が空を見上げると、そこには丸いお月様が浮かんでいました。
初めて満月をみた子猫は思いました。「あんなところにおわんに入ったミルクがある」と。
舌を思いっきり月に向かって伸ばしたら届くかなと思ったら、あれあれ、虫がついてしまいました…。
今度は、月に向かってジャンプしてみたら、届かずに下に落ちてしまいました…。
次なる手は全力疾走です。
月に向かって突き進みますが、やっぱり月は遠いままです。
木に登ってもやっぱり届かない…。
そんな子猫が下の池を見てみると…。
白と黒のみを使った絵本です。
月の白さや子猫の白さと、背景の黒さがコントラストを生み出しています。
もし気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!
最後に
この本には、『まんまるおつきさまをおいかけて』の邦題の和訳本も刊行されていますので、合わせてご紹介させていただきます。
また、このブログでは、コールデコット賞とは何かに関する記事の他、過去の記事でいくつかコールデコット賞や、コールデコットオナー賞受賞作品を紹介させていただいております。もしご関心があれば、以下の記事から、過去のコールデコット賞作品に関する記事をすべてチェックできますので、ぜひどうぞ。
Kevin Henkesさんの作品としては、以下の作品もご紹介したことがありますので、もしご関心があれば、どうぞ。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬