こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、コンピューター、インターネット、携帯電話などの発展の歴史を学べる、Oxford Bookworms Library (OBW)シリーズからのノンフィクションの作品をご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介させていただくのは、Paul A. Daviesさんが文を手掛けたノンフィクションのGraded Reader(段階別図書)、『Information Technology』です。
YL 3.2~3.4程度 語数は9,614語 Lexile: 930L
シリーズ:Oxford Bookworms Library [Factfiles] のStage 3(OBW3)【1,000語レベル】です。
本の内容のご紹介
本書は、タイトルが示す通り、IT(Information Technology)をテーマにした、ノンフィクションのGraded Reader(段階別図書)です。
本書の英文テキストは56ページ分で、全部で15章で構成されています。
ITに関係する多くのトピックについて読むことができます。
具体的には、計算をするという意味で紀元前のバビロニア人による位取りや、算盤の発明までコンピューターの歴史を遡るところから始まっています。
次いで、Babbageによる自動計算する機械の発明、初めてプログラム言語を書いたとされるAda Lovelace、第二次大戦でドイツ軍のコードを解読するのに貢献したAlan Turingといった、コンピュータの草創期に関することが記述されています。
そして、パーソナルコンピュータの開発や、Steve JobsやBill Gatesの登場についてふれられています。
さらに話題はインターネットにおよび、Larry PageらによるGoogleの登場、電子メールの普及、インターネットの登場による新しいビジネスの誕生、携帯電話の普及と話題は広がっていきます。
本書後半では、コンピュータウイルスやコンピュータゲーム、フィッシング詐欺にもふれられ、最後にIT技術の将来について、ロボットの出現もふまえてふれられています。
IT技術の諸相について、幅広く端的によくまとめられたノンフィクションの読本です。
写真も豊富に挿し込まれており、読みやすく、イメージもつかみやすいです。
ただ、日進月歩のIT技術の世界。
今後、さらに進歩した技術を含んだ改訂版が刊行されることを期待したい本です。
気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!
最後に
この本以外のOxford Bookworms Library(OBW)シリーズの本としては、以下なども紹介したことがあります。ご関心があれば、合わせてどうぞ!!
このブログでは、多くの絵本、多読用図書を紹介しています。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、Happy Reading!!