タドキストによる英語多読ブログ

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ベルリン五輪で金メダル4つを獲得した伝説のアスリートを描いた、RTRシリーズから『Jesse Owens』のご紹介

こんにちは!

お立ち寄りいただき、ありがとうございます。

 

今回はベルリン五輪で金メダル4つを獲得した伝説のアスリートを描いた、RTRシリーズからのタイトルをご紹介させていただきます。

 

 

本について

今回ご紹介する絵本は、Laurie Calkhovenさんが文を、Elizabet Vukovicさんがイラストを手掛けた本、『Jesse Owensです。

 

YL 1.8~2.2程度  語数は2,248語 Lexile: 880L

シリーズ:Ready-to-ReadのLevel 3(RTR3)の本です。

 

 

本の内容のご紹介

この本で取り上げられているのは、アメリカ陸上界の伝説の一人、Jesse Owensです。

1936年のベルリン五輪に参加し、100m、200m、走り幅跳び、4×100mリレーの4冠に輝いた伝説の女性アスリートです。

 

アラバマ州の貧しい家庭に、10人きょうだいの末っ子として誕生したJames Cleveland Owens。家族からは、"J. C."と呼ばれていました。


祖父母は奴隷として働かされ、両親は分益小作人として暮らしていました。

その後、学校の先生の"J. C."の聞き間違えから"Jesse"という名前が定着することになりますが、家族を支えるために、黒人差別がまだ強く残る中で、仕事のお手伝いもしていました。

 

そんなJesseに転機が訪れたのは、家族でオハイオに引っ越し、その学校の陸上クラブのコーチにその才能に注目されたことです。

放課後は仕事の手伝いのため練習に参加できませんでしたが、始業前の時間を利用した朝練が始まりました…。

 

そして、高校でも次々に記録を作っていったJesseに大学から誘いがあり、家族で初めて大学生が誕生することになりました。

オリンピック出場を強く意識し、その実現のために努力を重ねていき、ついにオリンピックを迎えますが…。

 

この本では、Jesse Owensという偉大なアスリートととしてのステップアップを学べるだけでなく、当時のアメリカ社会の黒人差別の歴史や、ベルリン五輪でのユダヤ人や黒人への差別といった社会背景についても付随的に学ぶことができます。

 

現在のウサイン・ボルトよりも半世紀も前にいた、陸上界のヒーローについて関心のある方は、ぜひどうぞ。

 

最後に

この本は、RTRシリーズの本です。他のRTRシリーズの本としては、以下をご紹介したことがあります。

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

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最後までお読みいただきありがとうございました。

それでは、Happy Reading♬

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