タドキストによる英語多読ブログ

1000万語以上の多読経験をもとに、多読の魅力を発信するブログです!本には魅力がいっぱい。英語の本を通して、人生を深く、豊かなものに。

少年とゴリラの間に通う心 OBWシリーズから『A Stranger at Green Knowe』のご紹介

こんにちは!

お立ち寄りいただき、ありがとうございます。

 

今回は、児童書としても有名な、子どもとゴリラを中心に繰り広げられるお話の簡略版を楽しめる、Oxford Bookworms Library (OBW)シリーズからの作品をご紹介させていただきます。

 

 

本について

今回ご紹介させていただくのは、Lucy M. Bostonさんが書いた作品を、Diane Mowatさんが700語レベルの英語に簡略化(リトールド)したGraded Reader(段階別図書)、『A Stranger at Green Knowe』です。

 

YL 2.6~2.8程度 語数は5,955語

シリーズ:Oxford Bookworms LibraryのStage 2(OBW2)【700語レベル】です。

 

本の内容のご紹介

故国・中国で両親と死別しイギリスにやってきた主人公Ping

といってもPingは本名でもなく、難民のための家で暮らすというような環境で、愛情に飢えていた。


そんなある日、動物園で見かけたゴリラHannoに共感を覚える。

本物の家に暮らさず檻に閉じ込められている環境が似ているだけではなく、HannoもBlairという人間によって父親を殺され、家族と離された経緯を持っていたからである。

そんなHannoのどことなく自分と似た雰囲気を察知したのである。

 

ある日、休暇でGreen Knoweという大きな古い家を一人で訪れたPingは、Hannoが動物園から脱走した話を聞く。

その逃げた場所は、どうもGreen Knoweの近くらしい。


そして、PingがGreen Knoweの近くの森で遊んでいたところ、Hannoと遭遇する。

PingはHannoを全く怖がらず、こっそりと食べ物を与えてあげる。

そうしているうちに、両者の間には絆が芽生えてゆく。

 

しかし、動物園の関係者もHannoの居場所に気付き、銃を持ってHannoに近づく…。

 

児童書としても有名な、子どもとゴリラを中心に繰り広げられるストーリーを、易しい英語で簡略化した作品です。

 

気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!

 

最後に

この本の原本に挑戦したい方は、以下をどうぞ!

 

この原作の和訳版も、『グリーン・ノウのお客さま』の邦題で刊行されています。

 

このブログでは、OBWシリーズの図書を他にも紹介していますで、気になれば以下のリンクから飛んでみて下さいね!

erelc.hatenablog.com

 

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

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erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

それでは、Happy Reading!!

未確認生物のネッシー、イエティ、ビッグフットについて書かれた、DKRシリーズから『Beastly Tales: Yeti, Bigfoot, and the Loch Ness Monster』のご紹介

こんにちは!

お立ち寄りいただき、ありがとうございます。

 

今回は、未確認生物のネッシー、イエティ、ビッグフットについて書かれた、ネイティブの子ども向けの本をご紹介させていただきます。

 

 

本について

今回ご紹介する絵本は、Lee DavisさんとMalcolm Yorkeが手掛けた本、『Beastly Tales: Yeti, Bigfoot, and the Loch Ness Monsterです。

 

YL 2.4~2.6程度  語数は2,731語 Lexile: 910L

シリーズ:DK ReadersのLevel 3 (DKR3)です。

 

本の内容のご紹介

この本で取り上げられているのは、未確認生物3種。

ネッシーとイエティとビッグフットという、日本でもよく知られている3種です。

 

本書では、それぞれの目撃情報や捜索に関して、写真とともに紹介されています。

その存在や目撃情報の真偽に関してこれまで様々な意見が交わされてきた未確認生物ですが、コモドドラゴンや巨大イカやマウンテンゴリラなど、つい100年ほど前までは伝説のように語られ、恐れられてきた生物がいたことを考えれば、明らかな偽物と切って捨ててしまうわけにはいかない生物かもしれませんね。

 

特に、当時10代の女の子がイエティ―に抱えられ川に投げ捨てられ、巨大なヤクを瞬殺してしまったというエピソードは、直接のコンタクトがあったわけであり、その存在の可能性に想像を巡らせてしまいます。

 

本書で書かれている未確認生物の目撃情報や捜索を読みながら、その存在に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

写真が豊富に使われているのも本書の魅力です。

 

気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!

 

最後に

この本と同じDKRシリーズのタイトルとして、以下もご紹介したことがあります。

ご関心があれば、合わせてどうぞ!

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

 

この本では、これまでたくさんの英語の本をご紹介してきました。

右のサイドバーから

  • キーワード検索
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などができますので、気になるものがあれば、是非、ご利用ください!

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

それでは、Happy Reading♬

トロイア戦争の概要について学べる、WHRシリーズから『The Trojan War』のご紹介

こんにちは!

お立ち寄りいただき、ありがとうございます。

 

今回は、トロイア戦争の概要について学べるGraded Readerをご紹介させていただきます。

 

 

本について

今回ご紹介させていただくのは、Diane Newtonさんが手掛けたGraded Reader(段階別図書)、『The Trojan War』です。

 

YL 2.2程度 語数は1,096語

シリーズ:World History ReadersのLevel 3 (WHR3)【1,250語レベル】です。

 

 

本の内容のご紹介

ギリシア神話に記述された、トロイアを陥落させるためにギリシャ軍が侵攻したトロイア戦争の概要について学べるノンフィクションのリーダーです。

 

この本では、

  • トロイア戦争の話は事実かフィクションかについても議論が分かれていること
  • 今から約3000年前、ギリシャトロイア(現在のトルコに位置)の間で戦争があったこと
  • ギリシャ神話の神Zeusの娘で絶世の美女Helenとギリシャの多くの王が結婚を求めていたこと
  • Helenはスパルタの王、Menelausを結婚相手に選んだこと
  • Paris王子がHelenと恋に落ち、Helenを連れ去ってスパルタを出てトロイアに行ったこと
  • そのことに激怒したMenelausは、Helenを連れ戻すべく、他のギリシャ軍に援軍を求めてトロイアに攻め込んだこと
  • 当時、トロイアは防御壁に囲われていて、ギリシャ軍は侵攻できなかったこと
  • ギリシャ軍は攻めあぐね、戦争は長引いたこと
  • そして、ギリシャ軍のOdysseusの案により、大きな木馬を作ったこと
  • ギリシャ軍兵士が木馬に乗り込んだ状態で門の外に置かれ、トロイア軍に戦争に勝ったと思わせたこと

 

こういったトロイア戦争の背景に加え、戦争を終結させたトロイアの木馬についてまとめられています。

英語を読みながら、歴史の勉強にもなり一石二鳥の本です。

 

朗読音声のCDも付属した、多聴用にもピッタリの本です。

気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!

 

最後に

WHRシリーズの特徴や本の一覧をまとめた記事は、以下からご参照いただけます!

erelc.hatenablog.com

 

WHRシリーズの本としては、以下をご紹介したことがあります。

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

 

このブログでは、これまで多くの絵本、多読用図書を紹介しています。

右のサイドバーのカテゴリーから、

  • YL
  • 語数
  • Lexile
  • シリーズ
  • 著者名
  • タイトル

から検索できます。

気になるカテゴリーがあれば、チェックしてみてくださいね!

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

それでは、Happy Reading!!

ギリシャを舞台に繰り広げられるサスペンス CERシリーズから『Apollo's Gold』のご紹介

こんにちは!

お立ち寄りいただき、ありがとうございます。

 

今回は、ギリシャを舞台に繰り広げられるサスペンスを楽しめる、Cambridge English Readers (CER)シリーズからの作品をご紹介させていただきます。

 

 

本について

今回ご紹介させていただくのは、Antoinette Mosesさんが文を手掛けたGraded Reader(段階別図書)、『Apollo's Gold』です。

 

YL 2.6~2.8程度 語数は8,991語 

シリーズ:Cambridge English ReadersのLevel 2(CER2)【800語レベル】です。

 

本の内容のご紹介

Lizはギリシャの大学で教鞭をとりながら執筆活動も行う考古学者。

しかし、日ごろのオーバーワークがたたり、医者からは休養をとることを勧められる。

 

このことを、上司のStavrosに伝えると、Sifnosという島にある彼の別荘でゆっくり過ごすことを勧められる。

Sifnos島のPoulatiという漁師町にあるその別荘に着くと、Stavrosの友人であるEleniとYiannisというきょうだいに、色々と案内を受けることになる。

 

綺麗な海が見渡せる長閑な漁師町で、次第に癒され、元気を取り戻していくLizであったが、ある日、大きな事件に遭遇することになる。

漁師のYiannisの船が炎で包まれ、船に取り残されたYiannisが死亡してしまったのだった…。

 

そして、この事件の背後には金儲けを狙う集団がいたのだった…。

Lizは、この危険な事件に足を踏み入れていくことにするが、命を脅かされる事態に巻き込まれることになる…。

 

ギリシャを舞台にした話なので、数多く登場する固有名詞が読みにくい印象を与えるかもしれないです。

また、若い女性のLizが、一人で、見た目にも危険な男たちに向かっていくストーリーも、やや不自然な感じを受けるかもしれないお話ではあります。

 

著者は、主にCERシリーズを多数手がけている方なので、英語自体は読みやすく書かれ
ています。

 

なお、CERシリーズは音声がウエブ上からダウンロードできるので、多聴もできます(以下のURL)。スピードは、WPM=110~120くらいです。

[https://www.cambridge.org/bs/cambridgeenglish/catalog/secondary/cambridge-english-readers/resources?&formatTag[]=Audio#popular]

 

気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!

 

最後に

Cambridge English Readers(CER)シリーズの本としては、他に以下の本をご紹介したことがありますので、ご関心があれば合わせてどうぞ!

erelc.hatenablog.com

 

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

 

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気になるカテゴリーがあれば、チェックしてみてくださいね!

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

それでは、Happy Reading!!

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