こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、読了後が温かく気持ちいい児童文学の簡略版を楽しめる、Oxford Bookworms Library (OBW)シリーズからの作品をご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介させていただくのは、Edith Nesbitさんによって書かれ、1906年に刊行された作品を1,000語レベルの英語に簡略化したGraded Reader(段階別図書)、『The Railway Children』です。
YL 3.2~3.4程度 語数は9,295語 Lexile: 590L
シリーズ:Oxford Bookworms LibraryのStage 3(OBW3)【1,000語レベル】です。
本の内容のご紹介
E. Nesbit氏によって1906年に刊行された作品を、1,000語レベルの英語で書き直した簡易版です。
突然の父親の失踪をきっかけに、それまでのLondonでの豊かな暮らしを捨て、郊外で母親と共に貧しい生活を送ることになったBobbie、Peter、Phyllisの3人の子どもたち。
その新しい家の近くには、汽車の通る線路がありました。
子どもたちは、London行の汽車が通る電車を見てはハンカチを振って、その思いだけでもお父さんに届けようとしていました。
すると、一等の席に座る年配の紳士が必ず新聞で振り返してくれるのでした。
そのような毎日が続き、次第に駅員やその紳士とも仲良くなった子どもたちでしたが、ある日、お母さんが病気をしてしまいます。
そんな時、紳士に助けを借りようと、駅員を通じて手紙を渡し、すぐに紳士から薬や
食べ物などを受け取って事なきを得たりしました。
線路に遊びに来ていたまたある時には、崖が地滑りを起こし、線路をふさいでしまう事故も起こってしまいます。すぐにこの線路には汽車がやってきますが、子どもたちは咄嗟にある行動に出ます…。
また別の時にはトンネルの中に足の負傷のために取り残されてしまった青年を助けます…。
そして、この後、お父さんの失踪の理由も分かり、最後には爽やかな展開が待っています…。
読みやすい英語で、普段あまり読まないような文学作品にふれられるのは嬉しいですね。他にも多読用の簡略版として、Penguin ReaderのLevel 2やUsborne Young ReadingのSeries 2もあります。
気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!
最後に
この本は、日本でも『鉄道きょうだい』の邦題で和訳も出版されていますので、合わせてご紹介させていただきます!
このブログでは、OBWシリーズの図書を他にも紹介していますで、気になれば以下のリンクから飛んでみて下さいね!
このブログでは、多くの絵本、多読用図書を紹介しています。
右のサイドバーのカテゴリーから、
- YL
- 語数
- Lexile
- シリーズ
- 著者名
- タイトル
から検索できます。
気になるカテゴリーがあれば、チェックしてみてくださいね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、Happy Reading!!