こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、中世の魔女伝説を描いた、Oxford Bookworms Library (OBW)シリーズからの作品をご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介させていただくのは、Rowena Akinyemiさんが文を手掛けた作品を400語レベルの英語に簡略化したGraded Reader(段階別図書)、『The Witches of Pendle』です。
YL 2.0~2.2程度 語数は5,730語 Lexile: 490L
シリーズ:Oxford Bookworms LibraryのStage 1(OBW1)【400語レベル】です。
本の内容のご紹介
ランカシャーのPendle Hillという場所で17世紀に実際にあった話をもとにしたGraded Readerです。
Pendle Hillに住むDevice家の人々は、呪った人を、猫や犬を使ったり、粘土人形を使ったりして殺すことができた。
それが知れ渡ると周りの人々は彼らのことを"witch"と呼んで恐れるようになった。
Device家の人々も自分たちは呪い殺すことができることを認める中、Jennet Deviceという娘だけは、自らは"witch"ではないと言い、実際に人を呪い殺したことがあると公言する母親や祖母や姉などと距離を置いていた。
というのも、Jennetの父親は他のきょうだいとは違うからだ。
ある日、民衆の声やJennetの告発により、Device家の人は"witch"ということで牢獄に入れられる。
その後、いわゆる「魔女裁判」が執り行われ、死刑に処せられる。
しかし、Jennetはその後幸せな人生を送ったかというと…。
ある時Edmund Robinsonという少年の突然の告発により、Jennetも"Device家"の出身だということにより、牢獄に入れられてしまう…。
果たして少年は嘘を言っているのだろうか?
はたまたJennetが嘘を言っているのだろうか?
それともDevice家のJennetへの呪いなのか?
史実をもとにした、ちょっと怖いお話です。
版画によるイラストも、その怖い雰囲気とマッチしています。
気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!
最後に
このブログでは、OBWシリーズの図書を他にも紹介していますで、気になれば以下のリンクから飛んでみて下さいね!
OBWのStage 1からは、以下のタイトル等をご紹介したことがあります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、Happy Reading!!