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お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、日本人の心に染み入る素敵な実話を英語で楽しめる、Oxford Bookworms Library (OBW)シリーズからの作品をご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介させていただくのは、Nicole Irvingさんが文を手掛けた作品を400語レベルの英語に簡略化したGraded Reader(段階別図書)、『Hachiko』です。
YL 2.0~2.2程度 語数は4,724語 Lexile: 510L
シリーズ:Oxford Bookworms LibraryのStage 1(OBW1)【400語レベル】です。
本の内容のご紹介
渋谷駅前にある像でも有名な、今でも日本人の心に脈々と受け継がれている、「忠犬ハチ公」の実話をもとにした、Graded Readerです。
東京帝国大学に勤める上野教授は、以前から秋田犬の仔犬を飼いたいという希望を持っていた。その上野教授のもとに、秋田県に住む斉藤家に生まれた秋田犬8匹のうちの1匹が届けられた。
上野教授は、生まれた仔犬のきょうだいの数にちなんでハチと名付けた。
いたずら好きだった仔犬のハチは次第に成長し、主人である上野教授を慕うようになってゆく。
仕事に行くときには渋谷駅まで見送り、毎日上野教授が仕事から戻る17時半くらいになると渋谷駅まで迎えにいくハチ公の姿は、次第に、「忠犬ハチ公」として知られるようになっていった。
ところが、ハチを飼い始めて1年余りが経ったある日のこと。
上野教授は脳溢血で急死してしまう。
上野教授の死後も、主人の帰りを待ちわびて渋谷駅で待ち続けた。
時に通行人や子どもたちに心無いいたずらをされても、強く慕う上野教授の帰りを待つのだった…。
上野教授の妻が娘と暮らすために引っ越し、ハチ公はおじの家に引き取られた後になっても、上野教授の死後数年が経っても、待ち続けるのだった。
なぜなら、ハチにとっての主人は上野教授ただ一人だったから…。
主人に忠実な犬の姿は、日本人として心に染み入るものがありますね。
読んでいて、胸が熱くなる実話です。
Oxford Bookwormsシリーズから刊行されたことで、日本の有名な実話が世界中で多く
読まれることになることも嬉しいですね。
本書にはハチ公の写真も使われています。
気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!
最後に
このブログでは、OBWシリーズの図書を他にも紹介していますで、気になれば以下のリンクから飛んでみて下さいね!
このブログでは、多くの絵本、多読用図書を紹介しています。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、Happy Reading!!