タドキストによる英語多読ブログ

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環太平洋地域のお話を5編収録したOBWシリーズの短編集『Playing with Fire : Stories from the Pacific Rim』のご紹介

こんにちは!

お立ち寄りいただき、ありがとうございます。

 

今回は、環太平洋地域のお話を5編収録した、Oxford Bookworms Library (OBW)シリーズからの作品をご紹介させていただきます。

 

 

本について

今回ご紹介させていただくのは、Jennifer Bassettさんが編集をしたGraded Reader(段階別図書)、『Playing with Fire : Stories from the Pacific Rim』です。

 

YL 3.2~3.4程度 語数は12,589語

シリーズ:Oxford Bookworms LibraryのStage 3(OBW3)【1,000語レベル】です。

 

 

本の内容のご紹介

本書は、環太平洋地域に伝わるお話を5編、簡略化した英語でリトールド(簡略化)したものです。

 

本書に収録されているのは、"The Glorious Pacific Way"(トンガ)、"Maggie"(ニュージーランド)、"Progress"(フィリピン)、"The Jacket"(ニュージーランド)、"My Little Ghost"(パプアニューギニアの5編です。

 

このうち、"Maggie"と"My Little Ghost"はそれぞれ4ページの分量で、とても短いお話になっています。比較的長い残りの3編の概要を示すならば、以下のようになります。

 

"The Glorious Pacific Way"
口承文化が強く残る島で暮らすOleは、後世にお話や記録を残すために、手書きでノートに7年間書き留めていました。

ある日、政府の要人と会ったOleは、タイプライターとキャビネットが必要であることを伝えると、資金を得るための手段があることを知りますが…。

 

"Progress"
政府機関で真面目に働くMarinaは、3人の子どもを持ち生活がひっ迫していました。

生活を維持するために昇給を求めて行動を起こすと、賄賂が蔓延している現実を目の当たりにします。

賄賂が賄賂を呼び、社会が腐敗し、その社会では真面目に働くことが絶望感を生み出すことを描いています。

 

"The Jacket"
生まれ育った島国で成績優秀だったTuaineは、教師と両親の勧めがあり、より良い教育を受けるためニュージーランドの叔母の家に住み、現地の学校に通うことに。

しかし、叔母の家も貧しく、バス通学も十分に叶わず、また多くの生徒が通う学校にも馴染めず、学校から足が遠のいてしまいました…。

そんなある日、寒さをしのぐため、温かいジャケットを万引きしてしまいましたが…。

 

分量のあるこの3編は読みごたえがありました。

環太平洋地域のお話を、気軽に英語でどうぞ。

短編集なので、細切れにして読めるのも嬉しいですね。

 

気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!

 

最後に

このブログでは、OBWシリーズの図書を他にも紹介していますで、気になれば以下のリンクから飛んでみて下さいね!

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

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このブログでは、多くの絵本、多読用図書を紹介しています。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

それでは、Happy Reading!!

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