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今回は、古代エジプトのファラオ・ツタンカーメンについて、ストーリー仕立てで紹介した、Oxford Bookworms Library (OBW)シリーズからの作品をご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介させていただくのは、Scott LauderさんとWalter McGregorさんが文を手掛けたGraded Reader(段階別図書)、『The Boy-King Tutankhamun』です。
YL 2.0~2.2程度 語数は5,227語 Lexile: 530L
シリーズ:Oxford Bookworms LibraryのStage 1(OBW1)【400語レベル】です。
本の内容のご紹介
今から3000年以上も前、紀元前14世紀に古代エジプト第18王朝のファラオとして君臨したツタンカーメンについて、その友人のAziruの言葉を介して紹介するストーリー仕立てになった、史実をもとにした英語読本です。
この本の語り手は、Amurruというエジプトの北東に位置する国の王子であるAziruで、一人称で語られています。
国の情勢により父親である王からエジプトに渡り、ファラオであるAkhenatenのもとで暮らすよう命じられたAziru。
そしてエジプトに渡り、ファラオの宮殿で、その一番年下の息子であるTutankhatenと初めて出会います。
最初はAziruを無視し続けていたTutankhatenですが、屈強な将軍HoremhebにAziruが可愛がっていたインコが"Horemheb is angry"と声を発した場面をともにしたことをきっかけに2人は無二の友人になっていきます。
そして9歳の時に、ファラオの座に就いたTutankhatenは、名をTutankhamumと変え、エジプトを統治する役割を担うことになります。
その側近には、将軍のHoremhebと、アメン大神官の地位にあったAyがいましたが、彼らも含め、ファラオの座を隙あらば奪い取ろうとする者も多くいました。
お話が大きく動くのは、前の夜に不吉な夢をAziruが見たことです。
悪夢の中で出てきたダチョウのうちわを実際に目にして、Tutankhamumに外出を禁じ
る忠告をしたAziruでしたが…。
最初の2ページは王家の谷について、最後の4ページはTutankhamumの墓の発掘について書かれてます。
歴史好きな方は、特に楽しんで読めると思います!
気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!
最後に
このブログでは、OBWシリーズの図書を他にも紹介していますで、気になれば以下のリンクから飛んでみて下さいね!
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、Happy Reading!!