こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、日本でも広く読まれている、『ジャックと豆の木』のお話を、巨人の視点から描いた、愉快な絵本をご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介させていただくのは、Eric Braunさんが文を、Cristian Bernardiniさんがイラストを描いた絵本、『Trust Me, Jack's Beanstalk Stinks!: The Story of Jack and the Beanstalk as Told by the Giant』です。
YL 1.0~1.4程度 語数は663語 Lexile: 520Lの絵本です。
絵本の内容のご紹介
イギリスの童話で、日本でも広く親しまれている『ジャックと豆の木』のお話は、ご存知の方が多いと思います。
この絵本は、このお話を、巨人の側からコミカルに描いたものです。
最初のページを開くと、「巨人はきっと楽に毎日を送っているのだろうと思われているけれど、巨人の生活って結構大変だぜ」といった、愛嬌と哀愁を同時に感じさせる巨人のコメントから始まるこの絵本。
特に、ジャックには手を焼いたということで、巨人の視点からジャックとの物語が回想されます。
視点が変わると、物語もまた面白いですね。ジャックを何とかして捕まえようとしながら、でも眠ってしまう巨人の姿が、何だか可愛くも見えてくるのだから、不思議です。
多読用としても、読み聞かせ用としても、楽しく読める一冊だと思います。
ジャックばかりではなく、巨人の言い分も聞いてあげたい方にお薦めの本です。
気になれば、ぜひチェックしてみてくださいね!
最後に
このブログでは、これまでにNick Sharrattさんによる英語の絵本に加え、他にも幼児や小学生向けの楽しい絵本を紹介しています。もしご関心がありましたら、ぜひどうぞ。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬