こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、イソップ物語の中の有名なお話の一つで、「嘘をつくと信じてもらえない」といおう教訓を含んだ『オオカミ少年』のパロディー絵本ををご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介させていただくのは、Nancy Loewenさんが文を、Juan M. Morenoさんがイラストを描いた絵本、『The Boy Who Cried Wolf, Narrated by the Sheepish but Truthful Wolf』です。
以前、このブログでもご紹介した
『Trust Me, Jack's Beanstalk Stinks!: The Story of Jack and the Beanstalk as Told by the Giant』や、
『Honestly, Red Riding Hood Was Rotten!: The Story of Little Red Riding Hood As Told by the Wolf 』や、
『Seriously, Cinderella Is So Annoying!: The Story of Cinderella As Told by the Wicked Stepmother』や、
『Really, Rapunzel Needed a Haircut!: The Story of Rapunzel, As Told by Dame Gothel』の姉妹編の絵本です。
YL 1.0~1.4程度 語数は921語 Lexile: 570Lの絵本です。
絵本の内容のご紹介
イソップ物語の中でも有名なお話、『オオカミ少年』を元にしたパロディー絵本です。
元のお話では、ずいぶんと羊に怖がられていたオオカミ。
実はこのオオカミ、生まれてすぐにお母さんが死んでしまい、羊たちに
育てられたのでした。遠吠えをしないように羊たちから躾けられたため、
名前は"Whisper"といいます。
Whisperも大きくなり、羊の群れを離れる時期になりました。
ところが離れてしばらくすると、羊たちとの楽しい思い出が蘇り、
ホームシックになってしまいました。我慢できずに羊たちのところに
帰り、再会を喜んでいた時に、オオカミ少年から、"Wolf!" "Wolf!"と
叫ばれてしまいました…。
その声を聞いて村人たちが慌てて出てきます。
Whisperはたまらず木の陰に隠れると、少年は村人たちから嘘つき
呼ばわりされてしまいました…。
Whisperが次に羊の群れに戻った時には、羊のコスチュームを着て、
身バレしないようにします。でも、そのコスチュームがだんだん
ほつれてきてしまい、オオカミと分かったところで、オオカミ少年から、
"Wolf!" "Wolf!"とまた叫ばれてしまいました…。
そしてこの後…。
オオカミの視点から描いた、愉快なパロディー絵本です。
オオカミがスマホで自撮りしている姿は、じわじわきてしまいます!
気になれば、是非、ご自身で読んでみてくださいね!
最後に
このブログでは、これまでにパロディーの絵本を紹介しています。もしご関心がありましたら、ぜひどうぞ。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬