こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、日本でも広く読まれている、『赤ずきんちゃん』のお話を、オオカミの視点から描いた、愉快な絵本をご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介させていただくのは、Trisha Speed Shaskanさんが文を、Gerald Guerlaisさんがイラストを描いた絵本、『Honestly, Red Riding Hood Was Rotten!: The Story of Little Red Riding Hood As Told by the Wolf 』です。
以前、このブログでもご紹介した『Trust Me, Jack's Beanstalk Stinks!: The Story of Jack and the Beanstalk as Told by the Giant』の姉妹編の絵本です。
YL 1.0~1.4程度 語数は694語 Lexile: 460Lの絵本です。
絵本の内容のご紹介
世界中で広く読み継がれている童話『赤ずきんちゃん(Little Red Riding Hood)』。
この絵本は、このお話を、オオカミの側からコミカルに描いたパロディー作品です。
このオオカミ、他のオオカミとは違って、実は、肉を食べないようにしていたそうです。そして、実は大好物はリンゴだということです。
そんな穏やかなオオカミですが、ある日、完全に食糧が尽きてしまいました。
数週間も食べ物にありつけておらず、リンゴの収穫の季節までもまだあります。
そんな時、オオカミの住む森に入ってきたのが、赤い、リンゴのような服に身を包んだ赤ずきんちゃんでした…。
でも、この赤ずきんちゃん、一般に知られている無垢な赤ずきんちゃんではなく、化粧をバッチリしていて、水たまりに反射して映る自分の姿の美しさを自画自賛していたのでした…。
そして、おばあちゃんも病気で困っているのではなく、自分の美しさを自画自賛し、自分の写真を壁中に張り出していたのです…。
何とも厚かましい雰囲気がプンプン漂う赤ずきんちゃんとおばあちゃんはこの後…。
赤ずきんちゃんばかりではなく、オオカミの言い分も聞いてあげたい方にお薦めの本です。気になれば、ぜひチェックしてみてくださいね!
最後に
このブログでは、これまでにパロディーの絵本を紹介しています。もしご関心がありましたら、ぜひどうぞ。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬