こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、トロイア戦争の概要について学べるGraded Readerをご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介させていただくのは、Diane Newtonさんが手掛けたGraded Reader(段階別図書)、『The Trojan War』です。
YL 2.2程度 語数は1,096語
シリーズ:World History ReadersのLevel 3 (WHR3)【1,250語レベル】です。
本の内容のご紹介
ギリシア神話に記述された、トロイアを陥落させるためにギリシャ軍が侵攻したトロイア戦争の概要について学べるノンフィクションのリーダーです。
この本では、
- トロイア戦争の話は事実かフィクションかについても議論が分かれていること
- 今から約3000年前、ギリシャとトロイア(現在のトルコに位置)の間で戦争があったこと
- ギリシャ神話の神Zeusの娘で絶世の美女Helenとギリシャの多くの王が結婚を求めていたこと
- Helenはスパルタの王、Menelausを結婚相手に選んだこと
- Paris王子がHelenと恋に落ち、Helenを連れ去ってスパルタを出てトロイアに行ったこと
- そのことに激怒したMenelausは、Helenを連れ戻すべく、他のギリシャ軍に援軍を求めてトロイアに攻め込んだこと
- 当時、トロイアは防御壁に囲われていて、ギリシャ軍は侵攻できなかったこと
- ギリシャ軍は攻めあぐね、戦争は長引いたこと
- そして、ギリシャ軍のOdysseusの案により、大きな木馬を作ったこと
- ギリシャ軍兵士が木馬に乗り込んだ状態で門の外に置かれ、トロイア軍に戦争に勝ったと思わせたこと
こういったトロイア戦争の背景に加え、戦争を終結させたトロイアの木馬についてまとめられています。
英語を読みながら、歴史の勉強にもなり一石二鳥の本です。
朗読音声のCDも付属した、多聴用にもピッタリの本です。
気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!
最後に
WHRシリーズの特徴や本の一覧をまとめた記事は、以下からご参照いただけます!
WHRシリーズの本としては、以下をご紹介したことがあります。
このブログでは、これまで多くの絵本、多読用図書を紹介しています。
右のサイドバーのカテゴリーから、
- YL
- 語数
- Lexile
- シリーズ
- 著者名
- タイトル
から検索できます。
気になるカテゴリーがあれば、チェックしてみてくださいね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、Happy Reading!!