こんにちは♪
英語多読を楽しまれている方の中には、英語の絵本がお好きな方もいらっしゃるのではないでしょうか? 素敵な絵本に出合うと、心がぽかぽかして嬉しい気持ちになりますよね。今回は、素敵な英語の絵本をご紹介したいと思います。
本について
それは、Alison McGheeさんがテキストを、Peter H. Reynoldsさんがイラストを描いた、『Someday』です。
YL 1.0~1.4程度、243語 Lexile: AD460Lの絵本です。
日本語の和訳版(なかがわ ちひろ訳)として、ちいさなあなたへ (主婦の友はじめてブックシリーズ)の邦題で刊行されていて、60万部以上を売り上げていることから、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
本の内容のご紹介
お母さんが赤ちゃんを出産し、その赤ちゃんを抱っこして外出できるようになり、歩けるようになり、自転車に乗れるようになってゆく。この姿を見守るお母さん。
そして、ベッドで健やかに眠る女の子となった子どもを見ながら想います。いつかは、きっと、湖に飛び込んだり、森の中に入って行ったり、人生の喜びや哀しみを知ってゆくのだろうと…。そして、この子もいつか自分の子どもを持つのだろうと…。
これまでの成長の様子が"One day..."を使うことで表現され、今後のことについては"Someday..."を使うことで表現されて、綺麗な対比を生んでいます。
シンプルで心に響くテキストと、そのテキストを情感豊かに表現したイラストともに素敵です!読み終わった後の余韻もジーンときて、多読用としてサッと読むというよりは、英語の本を味わうという読み方の方が適しているかもしれません。
"Someday I will stand on this porch and watch your arms waving to me until I no longer see you."
お子さまを独り立ちさせたお母さん、お父さんの心には深く響くのではないでしょうか。
最後に
すでに日本語版を読んで内容は知っているという方も、この原本に挑戦してみてはいかがでしょうか?日本語版を知っていることで、読みやすく感じると思います。また、使われている語彙は難しいものも含まれていますが、イラストがあるので、推測可能なものもあります。例えば、上の一文において、「"porch"って何?」と疑問に思われた方も、そのページのイラストを見れば、きっとわかると思います。
また、このブログでは、他にも多くの英語の本を紹介しています。よろしければ、合わせてチェックしてみてください。
このブログでは、お薦めの本も紹介していきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬