こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、子どもの頃の時間の流れや、世界の見え方を思い出させてくれる、2002年にケイト・グリーナウェイ賞を受賞した作品をご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介させていただくのは、Bob Grahamさんが文とイラストを手掛け、2002年にケイト・グリーナウェイ賞に輝いた絵本『Jethro Byrd, Fairy Child』です。
YL 1.8~2.2程度 語数は1,129語 Lexile: AD580Lです。
本の内容のご紹介
ある日曜日、Annabelleは、フェンスの隙間の奥で小さな妖精に出会います。
羽根をもったその妖精の子どもは、Jethro Byrdという名前でした。
そして次に目にしたのは、Jethroの家族たちでした…。自分たちが乗っていたアイスクリームを売る妖精サイズのバンが倒れていたのを引き起こそうとしていたのです…。
話を聞いてみると、お茶をしにここまで来たというので、Annabelleは自分の家の庭に妖精たちを招待します。
とことが、Annabelleが庭にいたお母さんとお父さんに連れてきた妖精を紹介しても、どうも2人には妖精は見えていないようです…。どうも、大人たちは忙しすぎて、妖精やAnnabelleたちとは過ごしている時間の流れが違うようです…。それでも、Annabelleのお話に「付き合って」くれた両親は、お茶とケーキを妖精たちに差し出してあげます…。
そしてこの後、妖精たちとお別れの時が来ます。妖精たちは、お茶とケーキのお礼に、Annabelleにある素敵なプレゼントを渡します…。
そのプレゼントとは何だったのでしょうか…?
子どもの過ごす時間の流れや、子どもが見ている世界観を描いていて、ゆったりと、そして少し不思議な気持ちで読める絵本です。
もし気になれば、チェックしてみてくださいね。
最後に
この記事で何度か出してきた「ケイト・グリーナウェイ賞」というのは、イギリスの絵本に与えられる名誉ある賞のことです。その記事もあるので、もしご関心があれば、チェックしてみてくださいね。また、この本以外にも、ケイト・グリーナウェイ賞受賞作品をこれまでいくつかご紹介しています。もしご関心があれば、合わせてチェックしてみてくださいね!
今回は、2002年にケイト・グリーナウェイ賞に輝いた、子どもの頃の時間の流れや、世界の見え方を思い出させてくれる絵本、『Jethro Byrd, Fairy Child』を紹介させていただきました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading!!