こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、風が吹いた後のドタバタ劇が楽しい、1974年にケイト・グリーナウェイ賞作品をご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介させていただくのは、イギリスが生んだ人気の絵本作家、イラストレーターのPat Huchinsさんが文とイラストと仕掛けを手掛け、1974年にケイト・グリーナウェイ賞に輝いた絵本『The Wind Blew』です。
YL 0.4~0.6程度 語数は169語 Lexile: AD520Lです。
本の内容のご紹介
ある日、強い風が吹いてきました。
男性が持っていた傘は裏返しになって風にさらわれてしまいました…。
女の子が持っていた青い風船も傘と一緒に風にさらわれてしまいました…。
男性も、女の子も、傘や風船を追いかけますが、結婚式を行っていた新郎の帽子が風にさらわれ、この新郎も一緒に帽子を追いかけることに…。
まだまだ風の勢いは収まりません。
次は、男の子が遊んでいた凧をさらい、女性が外に干していたシャツもさらい、女性が使っていたハンカチもさらって、吹き続けます…。
風の勢いはまだまだ続きます。追いかける人が増えていく中で…。
風が吹いた後の、ドタバタ劇が愉快に描かれ、ちょっとしたコントを見ているように楽しめる絵本です。Hutchinsさんの味のあるイラストもやっぱりいいですね。
もし気になれば、チェックしてみてくださいね。
最後に
この本は、『風がふいたら』の邦題で和訳版も出版されていますので、合わせてご紹介させていただきます。
Pat Hutchinsさんによる本は、他にも以下の本をご紹介したことがありますので、ご関心があれば合わせてどうぞ。
ちなみに、この記事で何度か出してきた「ケイト・グリーナウェイ賞」というのは、イギリスの絵本に与えられる名誉ある賞のことです。その記事もあるので、もしご関心があれば、チェックしてみてくださいね。また、この本以外にも、ケイト・グリーナウェイ賞受賞作品をこれまでいくつかご紹介しています。もしご関心があれば、合わせてチェックしてみてくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading!!