タドキストによる英語多読ブログ

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1997年にケイト・グリーナウェイ賞を受賞した、素敵な感動作品『When Jessie Came Across the Sea』のご紹介

こんにちは♪

 

以前、このブログで、イギリスで出版された絵本に授与される名誉ある賞、ケイト・グリーナウェイ賞についてご紹介させていただきました。

今回は、1997年にケイト・グリーナウェイ賞を受賞した、素敵な感動作品を紹介したいと思います。

 

 

 

本について

今回ご紹介するのは、文はAmy Hestさんが手がけ、イラストはP.J. Lynchさんが手がけた、『When Jessie Came Across the Sea』です。

 

YL 2.5~3.0程度   語数 1,836語   Lexile: 470Lの絵本です。

When Jessie Came Across the Sea

When Jessie Came Across the Sea

  • 作者:Hest, Amy
  • 発売日: 2003/09/29
  • メディア: ペーパーバック
 

 

絵本の内容のご紹介

この本の主人公は、表紙に描かれているJessieというユダヤ人の少女です。

Jessieは、幼い頃に両親を亡くし、ヨーロッパの小さな農村地域で祖母が親代わりに大切に育てていました。Jessieと祖母はともに寄り添い、Jessieは祖母に読み書きを、
祖母はJessieに編み物を教えながら、倹しく、静かに、幸せに暮らしていました。

 

この暮らしが一変したのは、ユダヤ人指導者のラビがアメリカ行きの船の一枚の切符を村人に与えると伝えた時でした。アメリカでの生活を夢見る村人がラビに直々に切符を譲り渡してほしいとお願いする中で、ラビは切符をJessieに託すことにしたのです

 

そのことを知った祖母は、離れ離れになることに辛さと寂しさを感じましたが、一方で、Jessieはアメリカに行くべきだとも感じ、送り出すことにします。

 

そして、迎えたアメリカ出発の日

悪天候の中、Jessieと多くの乗客を乗せた船は出航します。

船の中で、気の合う青年Louとの出会いもありながらも、辛く過酷な長い船旅を終え、ニューヨークに到着します。そして、ラビの親戚の家で縫物をするという、Jessieにとって新しい生活が始まります・・・

そして、13歳で単身ニューヨークに渡り、1人で頑張りぬいて生活するJessieに、この後、とても素敵なことが起こります・・・。

さて、それはどんなことだったのでしょうか・・・?

 

まだ幼いJessieが一人で頑張る芯の強さ、祖母を想う優しさ、Jessieと祖母との遠く離れた中での心の交流に心を打たれ、読み終わった時には、温かい感動が包み込んでくれる、壮大な絵本です。

 

1997年のケイト・グリーナウェイ賞の他、Christopher Awardや、Parents' Choice Gold Awardも受賞した名作を、もし気になれば、ぜひぜひ、味わってみてくださいね♪

 

最後に

このブログでは、別のケイト・グリーナウェイ賞受賞作をご紹介させていただいております。もしご関心がありましたら、合わせてチェックしてみてくださいね♪

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今回は、『When Jessie Came Across the Sea』のご紹介でした。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

それでは、Happy Reading♬

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