タドキストによる英語多読ブログ

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様々な解釈を可能にさせる、ちょっと不思議でシュールなケイト・グリーナウェイ賞作品『Black Dog』のご紹介

こんにちは。

 

今回は、イギリスで出版された絵本に授与される名誉ある賞、ケイト・グリーナウェイ賞に輝いた英語の絵本を一冊ご紹介させていただきます。

 

 

 

本について

今回ご紹介させていただくのは、2013年にケイト・グリーナウェイ賞に輝いた名作絵本Black Dog』です。Levi Pinfoldさんが文とイラストを手がけた、シュールで大人も楽しめる絵本です。

 

YL 1.6~2.0程度 語数は726語   Lexile: AD600Lです。

Black Dog

Black Dog

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本の内容のご紹介

森の中にぽつんとある、雪に覆われた一軒家がこのお話の舞台です。

その家にはHopeさん家族が住んでいました。

 

ある朝、Mr Hopeが目覚めて目にしたのは、トラほどの大きさの大きな黒い犬が家の外にいる光景でした…。

すぐに警察に電話をして、外には出ないように注意を受けます。

 

しばらくして、Mrs Hopeが目覚めた時には、さらに驚愕の光景が目の前にありました。何と、家の外には、象ほどの大きさの大きな黒い犬がいたのでした。

 

そして次に、子どものAdelineが目覚めると、何と、家の外には、恐竜ほどの大きさの大きな黒い犬がいたのでした…。

 

皆、その巨大な黒い犬に恐れをなし、慌てふためく中で、Hopeさんの家族一番小さな子どものSmallは、大きく立ちはだかる犬の前に歩み出たのです…。

そしてこの後、Smallは走り出すと、巨大な犬もSmallの後を追いかけていきます…。

 

その時や、その人の思いや目線で見えるものが変わるということを物語っているのでししょうか。

あるいは、恐怖は増大することを表しているのでしょうか。

 

様々な解釈を可能にする、意図を汲んで想像する力を掻き立てるような絵本です。

もし気になれば、ぜひチェックしてみてくださいね!

 

最後に

この作品には、『ブラック・ドッグ』の邦題で和訳版も刊行されていますので、合わせてご紹介させていただきます。

ブラック・ドッグ

ブラック・ドッグ

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また、このブログでは、「ケイト・グリーナウェイ賞って何?」という記事とともに、いくつかのケイト・グリーナウェイ賞受賞作品をご紹介しています。もしご関心があれば、合わせてチェックしてみてくださいね♪

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最後までお読みいただきありがとうございました。

それでは、Happy Reading!!

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