タドキストによる英語多読ブログ

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クリスマスの素敵なお話をじっくり味わえるケイト・グリーナウェイ賞作品 『The Christmas Miracle of Jonathan Toomey』のご紹介♪

こんにちは♪

お立ち寄りいただき、ありがとうございます♪

 

以前、このブログで、イギリスで出版された絵本に授与される名誉ある賞、ケイト・グリーナウェイ賞についてご紹介させていただきました。

 

 

 本について

今回は、1995年にケイト・グリーナウェイ賞を受賞した、クリスマスの素敵な絵本を紹介したいと思います。文はSusan Wojciechowskiさんが手がけ、イラストはP.J. Lynchさんが手がけました。作品名は『The Christmas Miracle of Jonathan Toomey』です。

 

YL 3.0~4.0程度  語数 2,859語   Lexile: 820Lのちょっと長めのお話で、じっくりと味わいたい絵本です。

The Christmas Miracle of Jonathan Toomey

The Christmas Miracle of Jonathan Toomey

 

 

本の内容のご紹介

ある村に、子どもたちから"Mr Gloomy"と呼ばれる男性がいました。本当の名前はJonathan Toomeyだったのですが、常に陰鬱なしかめ面をしていたために、こう呼ばれていたのでした。

 

彼が心を閉ざしてしまった理由は、数年前に最愛の妻と赤子を病気で亡くしてしまったことにありました。この悲しみに打ちひしがれ、とめどなく流れてくる涙がおさまるまで旅に出て、帰ってきた後に村の片隅の小さな家で彫刻を始めたのでした。

 

Jonathanに転機が訪れたのは12月の雪の降るある日。この村に新しく引っ越してきた未亡人のMcDowellとその7歳の息子Thomasが、Jonathanの腕前を聞きつけ、彫刻の依頼をしに訪れたのでした。

McDowellの祖父が彫ったクリスマス用の置物がなくなってしまったので、クリスマスまでに彫ってもらえないかという依頼でした。

 

Jonathanは依頼を不愛想に引き受け、作業を進めていると、McDowellがThomasとともに訪れてきました。何でも、Thomasがどうしても彫刻している姿を見たいというのでした・・・。

 

じっと静かに見ていたThomasでしたが、作成中の羊の彫刻を見て、もっと幸せそうな姿だったと、子どもらしく率直にJonathanにいうのです・・・。

そして、この後、感動的で、心温まる展開が待っています・・・。

 

心を閉ざしたJonathanが、ThomsとMcDowellと関わりを持つことで、少しずつ、ゆっくりと心に変化が見られていきます。このクリスマスの奇跡(Christmas miracle)を、ぜひぜひ、味わってみてはいかがでしょうか♬

 

冬の寒い日に、温かい部屋で、じっくり読みたくなるような、温かみのあるお話と、情感あふれるイラストが組み合わさった素敵な絵本です♪ 

 

最後に

イギリスの名誉あるケイト・グリーナウェイ作品について紹介した記事もあります。もしご関心があれば、チェックしてみてくださいね。

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今回は、素敵な絵本『The Christmas Miracle of Jonathan Toomey』のお薦めでした。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

それでは、Happy Reading♬

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