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今回ご紹介させていただくのは、著名なジャズ作曲家であり、ジャズオーケストラのリーダーとして20世紀に活躍したDuke Ellingtonさんを描いた、とってもジャジーな絵本です。1999年のコールデコットオナー賞と、1999年のコレッタ・スコット・キング賞のオナー賞(イラストレーター部門)に輝いた作品です。
本について
今回ご紹介させていただくのは、Andrea David Pinkneyさんが文を、その旦那さんであるBrian Pinkneyさんがイラストを手掛けた絵本『Duke Ellington』です。1999年のコールデコットオナー賞とともに、コレッタ・スコット・キング賞のオナー賞(イラストレーター部門)も受賞した絵本です。
YL 3.0~3.5程度 語数は1,510語 Lexile: AD800Lの絵本です。
絵本の内容のご紹介
本名はEdward Kennedy Ellingtonなのですが、自らを"Duke"と名乗り、習い事であったピアノよりも野球に明け暮れていたDuke少年。
青年に成長したDukeは、ある夏の夜、ラグタイムを奏でるピアノを聴き、ピアノの世界にどっぷりと浸かるようになります。そして、そのピアノの腕はたちまち磨かれていきました。
Dukeがキャバレーなどで奏でるピアノの音色に、多くの女性たちは虜になり、その評判は町の中に広がっていきます。そして間もなくバンドを結成し、ワシントンを中心に活動を始めます。
そして、活動の場はニューヨークに移り、ハーレムにあるThe Cotton ClubがDukeのバンドの演奏の場になっていきます…。
20世紀を彩るジャズ作曲家を、ジャジーな英語と、情熱的で肉感的なイラストで描く、読む人を惹きつける絵本です。
気になれば、ぜひチェックしてみてくださいね!
最後に
この本のイラストレーターのBrian Pinkneyさんの本として以下もお薦めです!
このブログでは、コールデコット賞とは何かに関する記事の他、過去の記事でいくつかコールデコット賞を受賞した絵本を紹介させていただきました。もしご関心があれば、合わせてチェックしてみてくださいね。
この本以外でも、ノンフィクションの絵本をご紹介したことがあります。
ノンフィクションがお好きであれば、ぜひ、以下の記事もご参照くださると嬉しいです!
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬