こんにちは♪
以前、多読の重要なキーワードとして、SSSとは何かについて説明させていただきました。
今回ご説明するのは、SSRという用語です。これは、Sustained Silent Readingの頭文字で、学校などの授業の中で多読の時間を確保することを指します。
多読は、授業外の課題として求められることも少なくないようですが、授業中に多読を取り入れることで、簡単なレベルの本をたくさん読ませること(=SSS式の多読)が可能になったり、高瀬敦子先生の論文*によれば、「多読を推進する最大の要因となりうる」と考えられていたりするそうです。
確かに、課題としてのみの多読で、読語数が評価されると、厚めの本で手っ取り早く済ませたくなる気持ちになるかもしれませんね。そうなると、SSS式の多読とはなっていないかもしれません。
*高瀬敦子 (2007). 「大学生の効果的多読指導法―易しい多読用教材と授業内読書の効果」『関西大学外国語教育フォーラム』 (6), 1-13.
今回は、多読のキーワードの一つ、SSRについて説明させていただきました。
それでは、Happy Reading♬