タドキストによる英語多読ブログ

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心優しく口下手な少年を主人公にえがいた読後爽やかな英語リトールド作品 OBWシリーズ『Matty Doolin』のご紹介

こんにちは!

お立ち寄りいただき、ありがとうございます。

 

今回は、心優しく口下手な少年を主人公にえがいた読後爽やかな英語リトールド作品をご紹介させていただきます。

 

 

本について

今回ご紹介させていただくのは、Catherine Cooksonさんが書いた作品を、Diane Mowatさんが700語レベルの英語に簡略化したGraded Reader(段階別図書)、『Matty Doolin』です。

 

YL 2.6~2.8程度 語数は6,580語

シリーズ:Oxford Bookworms LibraryのStage 2(OBW2)【700語レベル】です。

 

本の内容のご紹介

イギリス出身の有名作家Catherine Cooksonが1965年に著した、15歳の少年を主人公にえがいた作品を、700語レベルの英語にリトールド(簡易化)したものです。

 

15歳の少年Matty Doolinは、学校を出た後は、牧場で動物たちとふれあう仕事をしたいと考えていた。

しかし、両親は、15歳のMattyには家を出るのはまだ早く、父と同じく船造りの仕事をさせたいと考えていた。

 

また、同じ学校に通う親友のJoeとWillieと一緒に、休暇でキャンプに行くことを誘われていたが、それも子どもたちだけではだめと両親から反対されてしまう。

 

さらに、以前Mattyが道で拾ってきた犬のNelsonも、Mattyにしかなつかず、Mattyがいない時にはずっと吠え続け、父の靴を噛みちぎったりしてしまうため、これ以上は飼えないと両親から言われてしまう…。

 

Mattyは、自分の思いや考えを、まだ上手く言葉にして表現することができず、心にわだかまりを抱えていた。そしてある朝、早く起きて一日家を出ることにした。

そうすれば、両親もさすがにNelsonを追い出す考えを改めてくれるだろうと考えて。

 

ところが…。

Mattyの姿を探すNelsonは家を出て、そして、車にひかれて死んでしまったのだ…。

両親も、もちろんMattyも深くショックを受け、しばらくは立ち直れなかった。

そのMattyに、両親はキャンプ道具を与えてくれ、キャンプに行くことを許してくれたのだった。

 

キャンプでは、美しい自然に魅せられ、農場の動物たちとふれあい、Mattyは次第に自分の居場所を見つけてゆく…。

 

心優しく口下手で動物好きな少年が、愛犬のNelsonの死をきっかけに新しい道を見つけ進んでいくストーリーで、読後爽やかな印象をもらえる一冊です。

 

気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!

 

最後に

この本の原本に挑戦したい方は、以下の本をどうぞ!

 

このブログでは、OBWシリーズの図書を他にも紹介していますで、気になれば以下のリンクから飛んでみて下さいね!

【OBWシリーズまとめ記事】

erelc.hatenablog.com

 

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このブログでは、多くの絵本、多読用図書を紹介しています。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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