タドキストによる英語多読ブログ

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しっかりと噛みしめて読みたい実話 OBWシリーズからRabbit-Proof Fence

こんにちは!

お立ち寄りいただき、ありがとうございます。

 

今回は、しっかりと噛みしめて読みたい、オーストラリアを舞台にしたOxford Bookworms Library (OBW)シリーズからの作品をご紹介させていただきます。

 

 

本について

今回ご紹介させていただくのは、Doris Pilkington Garimaraさんが書いた作品を1,000語レベルの英語に簡略化(リトールド)したGraded Reader(段階別図書)、『Rabbit-Proof Fence』です。

 

YL 3.2~3.4程度 語数は10,600語  Lexile 720L

シリーズ:Oxford Bookworms LibraryのStage 3(OBW3)【1,000語レベル】です。

 

本の内容のご紹介

話の舞台は1930年代のオーストラリア。

アボリジニーの母と白人の父を持つ混血の子どもは、強制的に学校に行かされ、将来、白人の家の召使として過ごすための訓練をするという法律があった。

 

学校といっても、寝室には鍵がかけられ、シーツもない固いベッドと薄い毛布1枚が用意されただけの、まるで刑務所のようなところだった。

そこから脱走しようとするならば、必ず捕まえられ、学校に戻ると、それは厳しい処罰が待っていた…。

 

14歳のMolly、いとこで10歳のDaisyと8歳のGracieも、その学校に強制連行されることになった。家族の猛烈な抵抗も虚しく連れていかれた学校の現状をすぐに悟ったMollyは、2人のいとこを連れて、脱走することを決める。

 

3人は、ウサギの侵入を防ぐために大陸の南北に走っている"Rabbit-Proof Fence"を目指し、故郷を目指し北上するのだった…。

 

追手に気づかれないように、細心の注意を払いながら…。

 

果たして、3人の運命は…?

 

日本でも『裸足の1500マイル』という邦題で翻訳が出版されており、映画化もされた実話です。

MollyとDaisyの話を聞いてまとめたのが本書(の原本)で、本書は1,000語レベルの英語に簡易化されています。


噛みしめながら読みたい実話物語です。

 

気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!

 

最後に

本書の原作に挑戦したい方は、以下をどうぞ!

 

映画化された作品は、以下をどうぞ!

 

このブログでは、OBWシリーズの図書を他にも紹介していますで、気になれば以下のリンクから飛んでみて下さいね!

erelc.hatenablog.com

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このブログでは、多くの絵本、多読用図書を紹介しています。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

それでは、Happy Reading!!

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