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お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、完成度の高いサスペンスを楽しめるCambridge English Readers (CER)シリーズからのLogan警部補を主人公にした作品をご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介させていただくのは、Richard MacAndrewさんが文を手掛けたGraded Reader(段階別図書)、『Logan's Choice』です。
YL 2.6~2.8程度 語数は9,660語
シリーズ:Cambridge English ReadersのLevel 2(CER2)【800語レベル】です。
本の内容のご紹介
28歳の若き敏腕警部Loganの話で、『Inspector Logan』(CER Level 1)からの続編といった位置づけの本です。
午前3時に巡査部長のGrantから殺人事件の連絡が入った。
被害者は、地元では有名な大富豪Alex Maclennanであった。
風呂場で死亡していて、最初は足を滑らしての事故死とみられていたが、風呂場も濡れていないこと等から、Loganは殺人事件と目星をつける。
そして、LoganとGrantの名コンビで捜査を開始することになる。
Alexの周辺をあたってみると、妻のAliceは最近Alexとの関係が冷えきっており、浮気男性の影も見える。
Aliceの兄弟であるDonald Johnstoneは、中古車ビジネスで騙され、お金に困っていた。
そして、Alexとともにレストランを経営していたIan Rossは、近年Alexに対し不満を持っていたという…。
Loganは、こういった周辺人物の殺害動機を徐々に洗い出し、紐を一本ずつ解きながら、事件解決に向けて鋭い推理を発揮する…。
Level 2の作品なので、状況描写も細かくなり、『Inspector Logan』よりもさらに読みごたえを感じます。
この語彙、語数制限の中、手が込まれたストーリーと、状況をイメージしやすい描写で、スルスルと読める作品です。
CER Level 2の中でお薦めの一冊です。
なお、CERシリーズは音声がウエブ上からダウンロードできるので、多聴もできます(以下のURL)。
[https://www.cambridge.org/bs/cambridgeenglish/catalog/secondary/cambridge-english-readers/resources?&formatTag[]=Audio#popular]
気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!
最後に
Cambridge English Readers(CER)シリーズの本としては、他に以下の本をご紹介したことがありますので、ご関心があれば合わせてどうぞ!
また、このブログでは、多くの絵本、多読用図書を紹介しています。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、Happy Reading!!