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お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、ホテルのプールで見つかった遺体をめぐるCambridge English Readers (CER)シリーズからのサスペンス作品をご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介させていただくのは、Sue Leatherさんが文を手掛けたGraded Reader(段階別図書)、『Dead Cold』です。
YL 2.6~2.8程度 語数は9,545語
シリーズ:Cambridge English ReadersのLevel 2(CER2)【800語レベル】です。
本の内容のご紹介
有名人も訪れる有名なスキーリゾートPine Crestにあるホテルのプールで死体が見つかった。現地に友人2人とともに訪れていた大学生Janieがプールで、溺死で亡くなっていたのだ。
しかし、Janieは泳ぎが得意でプールにしばしば出かける学生であり、この死には事件性が感じられた。
そして、他殺の可能性があるため、Flick Laine刑事がこの事件を担当するためにDenverから送られるところからストーリーが進展する。
Flickは2か月前に相棒としていつも事件担当をしていたScottが凶悪犯によって殺害される現場を目の当たりにしており、そのショックを引きずっていた。
Flickは殺害犯の逮捕に執念を燃やしていたが、気持ちを切り替えてこの事件に取り組むことにした。
Flickは、現場に到着し、プールが見渡せるカフェや、Janieが何かを調べていた図書館に立ち寄ったり、この近くの別荘に住む映画スターに聞き込みをしたりして捜査を進めていく。
その過程で、大学でジャーナリズムを専攻するJanieが大学が主催するコンテストに何かを書いていたことを突き止める。
そして、それを書いていたノートも現場からなくなっていたことも…。
やがて、この事件の背後には、利権が絡む大きな問題が隠されていることが次第に浮き彫りになっていく…。
易しい英語で非常に読みやすく書かれていて、本格的なサスペンスを味わうように、すらすらと読める作品です。
CERシリーズで多くの著作を持つSue Leatherさんによる作品で、Extensive Reading Foundation(ERF)の2005年のLLL Award受賞作品でもあります。
なお、CERシリーズは音声がウエブ上からダウンロードできるので、多聴もできます(以下のURL)。
[https://www.cambridge.org/bs/cambridgeenglish/catalog/secondary/cambridge-english-readers/resources?&formatTag[]=Audio#popular]
気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!
最後に
Cambridge English Readers(CER)シリーズの本としては、他に以下の本をご紹介したことがありますので、ご関心があれば合わせてどうぞ!
また、このブログでは、多くの絵本、多読用図書を紹介しています。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、Happy Reading!!