タドキストによる英語多読ブログ

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面白く風刺もきいた、さすがはOscar Wildeの作品。700語レベルで楽しめる『The Canterville Ghost』のご紹介

こんにちは!

お立ち寄りいただき、ありがとうございます。

 

今回は、面白く風刺もきいた、Oscar Wildeの作品を平易な英語で気軽に楽しめる、Oxford Bookworms Library (OBW)シリーズからの作品をご紹介させていただきます。

 

 

本について

今回ご紹介させていただくのは、アイルランド出身の作家Oscar Wildeさんによる有名な作品を、700語レベルの英語に簡略化したGraded Reader(段階別図書)、『The Canterville Ghost』です。

 

YL 2.6~2.8程度 語数は6,100語 Lexile: 770L

シリーズ:Oxford Bookworms LibraryのStage 2(OBW2)【700語レベル】です。

 

本の内容のご紹介

アメリカ人ビジネスマンのOtis一家が、イングランド郊外にある、幽霊が出るといういわくつきの家を購入した。

 

実際に、その幽霊の恐怖で死んだ人もいるという家であったが、Otis一家はそれを承知で、「幽霊ごと」家を購入したのだった。


実際、住み始めた直後から、図書室の床に血痕を発見してしまう…。

消しても消しても翌朝には、また血痕が…。

 

そして、ついに鎖の錆ついた音を鳴らせながら近寄ってきた幽霊と遭遇してしまう。

ところが、Mr Otisは、幽霊を全く怖がることなく、逆に、鎖の錆を取るオイル を渡し、音を何とかするよう苦情を言ってしまうのでした…。

 

頭にきた幽霊は、「幽霊歴300年」にかけて、次こそOtis一家を怖がらせようとするが、すべてOtis一家の方が一枚上。逆に幽霊を驚かせてしまう。

 

この様子が実に愉快。


幽霊はひどいショックを受け落ち込んでしまっていたところに、その家の娘で心優しいVirginiaと遭遇するが…。


最後には感動的な展開が待っています。

 

とにかくストーリーが面白くて、当時のアメリカ人の様子を風刺をきかせてえがいている点も、さすがはOscar Wildeだと感じる作品です。


John Escottさんによるリトールドされた英語も読みやすく、楽しみながら気楽に読める一冊です。

 

気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!

 

最後に

この本には、『カンタヴィルの幽霊』の邦題で和訳版も刊行されていますので、合わせてご紹介させていただきます。

 

このブログでは、OBWシリーズの図書を他にも紹介していますで、気になれば以下のリンクから飛んでみて下さいね!

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

それでは、Happy Reading!!

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