タドキストによる英語多読ブログ

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GRとは思えない質の短編推理を楽しめる CERシリーズLevel 2から『Bad Company』のご紹介

こんにちは!

お立ち寄りいただき、ありがとうございます。

 

今回は、Moreland Roadに住む人々を結びつける構成がユニークなCambridge English Readers (CER)シリーズからの作品をご紹介させていただきます。

 

 

本について

今回ご紹介させていただくのは、Richard MacAndrewさんが文を手掛けたGraded Reader(段階別図書)、『Bad Company』です。

 

YL 2.6~2.8程度 語数は9,493語 

シリーズ:Cambridge English ReadersのLevel 2(CER2)【800語レベル】です。

 

本の内容のご紹介

話の舞台はロンドンの南東にある海沿いの町Hythe。

この町にある浜辺で女性の死体が発見された。

木か何かで頭部を叩かれたらしく、頭からは血が流れていた。

殺害されたのは、音楽会社に勤めるClaudia Engelという若い女性。

 

Engelは、この浜辺の近くにあるGrand Hotelに、同僚の社員たちと仕事で来ていた。

しばしばこのホテルでミーティングを行い、何度か利用していたホテルだった。

 

Engelと来ていたのは、販売担当のJohnson、経理担当のChowdury、そしてこの音楽会社MMIを経営する経営者McNabであった。

 

そしてこの事件を担当するのがこの本の主人公となるHelen Shepherd。
Shepherdとともに事件にあたるのが、新人刑事のBrian Webb。

 

ShepherdとWebbは、McNab、Johnsonにまず事情聴取を行い、そこで殺害前夜にバーでEngelの顔を見てすぐに去って行ったFlemingという男性の存在を知る。

そして、ChowduryとFlemingにも事情聴取を行う中で、Engelはやり手ではあるが、他に敵の多い人物であったことを知っていく…。

つまりは、事情聴取をした4人全員に犯行動機はあったのだった…。

果たして犯人は…?

 

冷静で大胆さも持ち合わせている女性刑事Shepherdと、新人ながらも鋭い洞察を見せていくWebbを中心にしたミステリージャンルの一冊です。

Inspector Loganシリーズを手掛ける著者の英語は実に素晴らしい。

 

GR(段階別読み物)とは思えない大人っぽい英語で書かれ、英語を読む楽しさを味わわせてくれます。

 

なお、CERシリーズは音声がウエブ上からダウンロードできるので、多聴もできます(以下のURL)。スピードは、WPM=110~120くらいです。

[https://www.cambridge.org/bs/cambridgeenglish/catalog/secondary/cambridge-english-readers/resources?&formatTag[]=Audio#popular]

 

気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!

 

最後に

Cambridge English Readers(CER)シリーズの本としては、他に以下の本をご紹介したことがありますので、ご関心があれば合わせてどうぞ!

erelc.hatenablog.com

 

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

 

また、このブログでは、多くの絵本、多読用図書を紹介しています。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

それでは、Happy Reading!!

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