タドキストによる英語多読ブログ

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クジラの種類から生態まで幅広く分かる自然科学系の英語読本 SIRシリーズから『Whales: The Gentle Giants』のご紹介

こんにちは!

お立ち寄りいただき、ありがとうございます。

 

今回は、クジラの種類から生態まで幅広く分かる自然科学系のLeveled Readerをご紹介させていただきます。

 

 

本について

今回ご紹介させていただくのは、Joyce Miltonさんが文を、Alton Langfordさんがイラストを手掛けたネイティブの子ども向けLeveled Reader、『Whales: The Gentle Giants』です。

 

YL 1.0~1.4程度 語数は941語  Lexile: 540L

シリーズ:Step into ReadingのStep 3 (SIR3)です。

 

本の内容のご紹介

船で海に出て、島だと思って降り立ったら、クジラの背中だった等の伝説(シンドバッド等)もあり、昔から海の大きな生物として語り継がれているクジラ。

 

本書は、そんな海の生物として圧倒的な存在感を誇るクジラについて幅広くまとめられた、ネイティブの子どもを対象にした英語生物読本です。

 

本書で扱われている内容としては、

  • クジラの種類に始まり、
  • クジラの大きさや呼吸の仕方、
  • クジラの赤ちゃんを他の魚から守る方法や知恵、
  • 海水温度(季節)に応じた移動、
  • クジラが食べるもの、
  • 音を使ったコミュニケーション、
  • クジラの油を狙いとした捕鯨
  • ホエール・ウォッチング等、

幅広く書かれています。

 

英文は1ページに2〜5文ずつ程度の分量で書かれていて、

ネイティブの子どもを対象にした読本なので、

spout, baleen, strainer, blubber等

の難易度の高い単語も出てきます。

 

しかし、これら単語もコンテクストのある文の中で登場しますし、

学校の教科書ではなかなか出会えない単語もあるだけに勉強になります。

 

また絵も綺麗で、読解内容の理解を深めてくれます。

 

クジラや生物に興味がある方には特に楽しく読めると思います。

 

英語のみならず、クジラに関する知識も広げてくれる、大人も楽しめる自然科学系の英語読本をどうぞ。

また、類書では、I Can Read(ICR)シリーズから出ている『Amazing Whales!』があります。

 

気になれば、チェックしてみてくださいね!

 

最後に

SIR(Step into Reading)シリーズとしては、以下の本も紹介したことがあります。

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

 

このブログでは、これまで多くの絵本、多読用図書を紹介しています。

右のサイドバーのカテゴリーから、

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気になるカテゴリーがあれば、チェックしてみてくださいね!

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

それでは、Happy Reading!!

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