タドキストによる英語多読ブログ

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19世紀にあった壮絶な実話物語 OBWシリーズStage 2から『Grace Darling』のご紹介

こんにちは!

お立ち寄りいただき、ありがとうございます。

 

今回は、19世紀にあった壮絶な実話物語をえがいた、Oxford Bookworms Library (OBW)シリーズからの作品をご紹介させていただきます。

 

 

本について

今回ご紹介させていただくのは、Tim Vicaryさんが文を手掛けたノンフィクションのGraded Reader(段階別図書)、『Grace Darling』です。

 

YL 2.6~2.8程度 語数は6,685語 Lexile: 530L

シリーズ:Oxford Bookworms LibraryのStage 2(OBW2)【700語レベル】です。

 

本の内容のご紹介

19世紀のスコットランド沖で起こったForfarshire号の嵐の夜の座礁事故。

この実話を迫力あるタッチで分かりやすい英語を使って書いた本です。

 

座礁した船で、生きるために必死の人たち。

子どもの命だけは守ろうとする母親。

何とか灯台に自分たちの存在を気付かせたい想い…

そしてそんな人々の存在に気づき、自分の命を省みず灯台守としての使命に満ち溢れるGrace Darlingとその父親…。

 

嵐の場面設定のため全体を通し、暗く重い印象の中、灯台の光の存在が明るく希望の描写としてえがかれている。

 

そして、嵐の状況とともに刻々と変化する人々の心境も鮮やかにえがかれている。

 

人間の勇気と行動力と責任感、死に瀕した時の人の心境、母としての子どもへの想い等々、様々な人間ドラマを垣間見せてくれる、読み応えのある本です。

 

本文を書くのは、OBWシリーズで支持が高いTim Vicaryさん。

事故やその後続く混乱の様子、嵐の様子の描写が、この分量の英文の中でよく表されています。

 

気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!

 

最後に

このブログでは、OBWシリーズの図書を他にも紹介していますで、気になれば以下のリンクから飛んでみて下さいね!

erelc.hatenablog.com

 

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このブログでは、多くの絵本、多読用図書を紹介しています。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

それでは、Happy Reading!!

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