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お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、アメリカントラディショナルスタイルのブランドを一代で築き上げた、Ralph Laurenの生き方、考え方を学べる英語読本をご紹介したいと思います。
本について
今回ご紹介する本は、 Jane O'Connorさんが文を、Stephen Marchesiさんがイラストを手掛けた英語読本、『Who Is Ralph Lauren?』です。
元々は、アメリカの子ども向けに書かれた本ですが、日本でも多読用として人気のあるシリーズです。
YL 2.8~3.8程度 語数は7,821語 Lexile: 850L
シリーズ:Who Was...の本です。
本の内容のご紹介
ブランドの始まりから50年以上、世界中から愛されている「Ralph Lauren」。
2008年以来アメリカのオリンピックチームのアウトフィットのデザインも手掛ける、アメリカを代表するファッションブランド。
その創業者であるRalph Lauren氏の生き方、考え方を紹介した英語の伝記です。
ニューヨークのブロンクスで、ユダヤ系移民の家庭に4人きょうだいの末っ子として誕生したRalph。家庭は中流家庭で、画家の父親の影響を受けてか、遊び心と想像力豊かな子どもでした。
スポーツも得意で、友人関係も良好だったRalphは、DeWitt Clinton高校に入学する頃には、自分のファッションセンスをしっかり持っていました。
高校卒業後はニューヨーク市立大学に入学し、ビジネスを学びますが、特に明確な目標を持っていなかったRalphは2年で大学を中退します。
その後、マンハッタンのBrooks Brothersで仕事を得たことがRalphにとってファッション業界に入る転機となります。
さらに1967年、ネクタイメーカーであるBeau Brummellに入社し、そこでネクタイのデザインを手掛けることになりました。そして、そのネクタイのブランドをPoloと名付けてブランドを設立します。
このころ、プライベートでは障害の伴侶となるRickyと出会い、結婚し、のちに3人の子宝に恵まれます。
Ralphは、自分のネクタイを百貨店Bloomingdale’sに売り込み、自身のブランド「Ralph Lauren」を確かなものにしていきます。
自分の抱くイメージを形にすることに妥協を一切許さず、ネクタイから始めたブランドは、洋服やアクセサリーにも展開して事業を拡大していきます。さらには、Rickyからの影響を受け、女性ファッションにも進出してゆきます…。
日本でも大きな存在感と確固たるファンを持つラルフ・ローレン。
この偉大なブランドを生み出した人の生き方、考え方を知ることができる本です。
ラルフ・ローレンの服やアイテムが好きな方に特におすすめです!
気になれば、是非チェックしてみてくださいね!
最後に
この本の著者のJane O'Connorさんによる作品としては、以下もご紹介したことがあります。
Who Was...シリーズ、Where Is...シリーズ、What Was...シリーズとして、以下のまとめサイトや紹介した本があります。ご関心があれば、合わせてどうぞ!
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬