こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、「20世紀最大の芸術家」とも評されるピカソの生涯を知ることができる英語読本をご紹介したいと思います。
本について
今回ご紹介する本は、True Kelleyさんが文とイラストを手掛けた英語読本、『Who Was Pablo Picasso?』です。
アメリカの子ども向けに書かれえた、易しい伝記シリーズです。
YL 2.8~3.8程度 語数は5,519語 Lexile: 700L
シリーズ:Who Was...の本です。
本の内容のご紹介
今回ご紹介するのは、主にアメリカの子どもたちを対象にした児童書の中で、著名な人物の生涯や半生を紹介するノンフィクションのWho Was...?シリーズからの一冊です。
本書は、「ゲルニカ」や「泣く女」等、数々の名画を世に残した稀代の画家・
PabloPicassoの生涯について学ぶことができる英語読本です。
読めば読むほど、その圧倒的な才能に惚れ惚れしてしまいます。
スペインのマラガで生を受け、画家の父の影響を受けたとはいえ、
話すよりも先に描き始めたという逸話もありますが、
13歳の時に個展を開いてしまい、
14歳の時に入学した美術学校ではその圧倒的センスで基礎コースは全て免除、
16歳の時に画家としてのキャリアをスタートさせた
そして16歳の時に「Science and Charity」という作品で、数ある有力画家を抑えて
受賞すると、父はピカソをRoyal Academy of San Fernandoへ送ります。
しかしほどなくしてピカソはその学校を辞め、自己流のやり方で絵を描いていく
ことを決心します。
それ以後、パリとバルセロナを行き来しながら、その日の暮らしを支えるための
日銭を絵で稼いでいきます。
そして、友人の自死を契機にして、いわゆる「青の時代」に入っていきます。
その後は、恋人ができたことも引き金になり、「バラの時代」に入っていく
ことになります。
さらには、"I paint as I think, not as I see them"と称する、キュビズムの時代に
入っていくことになります。
生涯、5万点とも言われる作品を残す精力的な活動の背景には、多くの女性との
関係が影響していたことも伝え、歴代の女性遍歴が紹介されている頁もあります。
ピカソが天才画家と呼ばれる所以が十分に感じられる、ネイティブ用の英語伝記です。
気になれば、是非チェックしてみてくださいね!
最後に
Who Was...シリーズ、Where Is...シリーズ、What Was...シリーズとして、以下のまとめサイトや紹介した本があります。ご関心があれば、合わせてどうぞ!
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬