タドキストによる英語多読ブログ

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スコットランドを知れる英語入門書 OBWシリーズStage 1から『Scotland』のご紹介

こんにちは!

お立ち寄りいただき、ありがとうございます。

 

今回は、スコットランドの歴史、文化、食事、スポーツなどを幅広く紹介した、Oxford Bookworms Library (OBW)シリーズからのノンフィクションの作品をご紹介させていただきます。

 

 

本について

今回ご紹介させていただくのは、Steve Flindersさんが文を手掛けたノンフィクションのGraded Reader(段階別図書)、『Scotland』です。

 

YL 2.0~2.2程度 語数は5,150語   Lexile: 890L

シリーズ:Oxford Bookworms Library [Factfiles] のStage 1(OBW1)【400語レベル】です。

 

本の内容のご紹介

私たち日本人にとって、イギリスというとロンドンを中心とするイングランドを真っ先に思い浮かべることが多いのではないでしょうか?


実際、スコットランドを知り得る機会自体も、イングランドのそれと比べると、かなり少ない現状があるように思えます。

 

本書では、

9,000年前から人が住みだしたこと、

生後6日で女王になった、かの有名なMary Queenのこと等といったスコットランド歴史に加え、

エジンバラグラスゴーという代表的都市の紹介、

Highlandsや島に暮らす人々のこと、ゴルフやサッカー、ラグビースコットランドで盛んなスポーツのこと、

スコットランド食事飲み物のこと、そして、

David HumeやJames Watt、Sir Arthur Conan Doyle、Alexander Graham Bell、Sean Connery等、スコットランドが生んだ世界に誇る偉人等について、

400語レベルの英語で書かれています。

 

写真も豊富に付されており、スコットランドの美しさには溜息が出るばかりです。

 

また、内容的にもスコットランドの魅力が中心に書かれてはいますが、貧富の差が激しいこと、地域によっては平均寿命が54歳程度のところもあること、"Highlands"と呼ばれる貧しい地域からは、その後偉人となる人も含め、多くの人が新しい生活を求め他国へ去っていった歴史があること等、「負」の部分も書かれ、総合的にスコットランドのことを知ることができる本になっています

 

エジンバラグラスゴーといった大都市を擁し、全体では約500万人の人々が暮らし、約800もの島を抱え、毎年2000万人もの人々が訪れている、このスコットランドという国を知るためには、本書はちょうどいい入門書になってくれると思います。

 

気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!

 

最後に

類書としては、以下の本もあります。

Scotland (YL 3.6~3.8; 11,820語) CEXR series Level 3

erelc.hatenablog.com

 

この本以外のOxford Bookworms Library(OBW)シリーズの本としては、以下なども紹介したことがあります。ご関心があれば、合わせてどうぞ!!

erelc.hatenablog.com

 

erelc.hatenablog.com

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

それでは、Happy Reading!!

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