こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回ご紹介させていただくのは、勇気の出る赤いマントが印象的に描かれた、温かい絵本です。2015年のコールデコットオナー賞に輝いた作品です。
本について
今回ご紹介させていただくのは、Lauren Castilloさんが文とイラストを手掛けた『Nana in the City』です。2015年のコールデコットオナー賞に輝いた名作絵本です。
YL 0.3~0.5程度 語数は252語 Lexile: AD360Lの絵本です。
絵本の内容のご紹介
表紙を見ても分かるように、この本の象徴的な色は赤で、それこの本の主人公の男の子のマントの色にも使われています。
この日、表紙に描かれている男の子は、都会に住むおばあちゃんのアパートに遊びにやってきました。
男の子は、おばあちゃんのことが大好き。
でも、都会は好きではありません…。
だって、都会は忙しないし、うるさいし、怖いものでたくさんだから…。
夜もうるさいし、部屋は何だか揺れるし、眠りにつくこともできません…。
男の子はおばあちゃんに尋ねます。「おばあちゃんは怖くないの?」と。
おばあちゃんは男の子にキスをして、「明日、都会のいいところを見せてあげるからね」と寝付かせます。
翌朝、夜のうちに編んだ赤いマントをつけてあげます。
すると、どうでしょう。男の子に勇気が湧いてきました…。
その赤いマントを身につけて街を歩いてみると…。
最後のおばあちゃんとのお別れのシーン、素敵ですよ。
気になれば、ぜひチェックしてみてくださいね!
最後に
この本は、日本語版でも『おばあちゃんのあかいマント』の邦題で刊行されていますので、合わせてご紹介させていただきます。
また、このブログでは、コールデコット賞とは何かに関する記事の他、過去の記事でいくつかコールデコット賞を受賞した絵本を紹介させていただきました。もしご関心があれば、合わせてチェックしてみてくださいね。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬