こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、最後にグッと心を揺さぶられる素敵な絵本をご紹介したいと思います。1998年にコールデコットオナー賞を受賞した名作の一冊です。
本について
今回ご紹介するのは、Sarah Stewartさんが文を、David Smallさんがイラストを手掛けた絵本、『The Gardener』です。1998年にコールデコットオナー賞を受賞した絵本です。
YL 1.6~2.0程度、語数は1,017語 Lexile: AD570Lの本です。
本の内容のご紹介
このお話の舞台は、アメリカが不況に陥っていた1935年。
お父さんは仕事を失い、お母さんに洋服の仕立てを依頼するお客さんもすっかりいなくなってしまいました。
この苦境に対処する間、この本の主人公の女の子Lydiaは、お父さん、お母さん、そして大好きなおばあちゃんと離れて、Jimおじさんの営むパン屋さんで仕事をお手伝いしながら住むことになりました。
電車で向かったLydiaを駅で出迎えてくれたJimおじさんは、笑顔を見せず不愛想そのもの。気難しそうな顔をして、パン屋の仕事を淡々とこなすJImおじさんのお手伝いをしながら、Lydiaは何とかJimおじさんの笑顔を引きだそうとします。
そしてある日、Lydiaはある秘密の場所を見つけます。
パン屋で働くEmmaと一緒に、Lydiaはその秘密の場所を使ってあることを計画します。Jimおじさんの笑顔を引き出すために…。
そして、そのサプライズの日…。
とっても素敵な展開に、心がポカポカします。
そして、不愛想なJimおじさんの愛情表現や、最後のお別れのシーンに、心が揺さぶられます。
気になれば、ぜひチェックしてみてくださいね!
最後に
この本は、『リディアのガーデニング』で和訳版も刊行されていますので、合わせて紹介をさせていただきます。
また、このブログでは、コールデコット賞とは何かに関する記事の他、過去の記事でいくつかコールデコットオナー賞受賞作品を紹介させていただきました。もしご関心があれば、合わせててチェックしてみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬