こんにちは♪
以前、Dianne Synderさんが書き、横浜生まれのイラストレーターのAllen Sayさんがイラストを手掛けたコールデコットオナー賞の受賞作品『The Boy of the Three-Year Nap』をご紹介させていただきました。
本について
今回ご紹介させていただくのも、Allen Sayさんの作品です。そのタイトルは、『Tree of Cranes』です。『The Boy of the Three-Year Nap』と同様、日本を舞台にした英語の絵本です。
YL 1.8~2.2程度 語数 1,027語 Lexile: 470Lです。
本の内容のご紹介
少年にはお気に入りの池がありました。お母さんからは溺れるのが心配だから行かないように度々注意をされていましたが、寒空のこの日も、池の鯉を見にやってきました。でも、そのせいで少年は風邪を引いてしまいました…。
お母さんから怒られることを恐れながら、少年は池から家に帰ります。いつもならば、お母さんが玄関まで迎えに来てくれるのですが、この日は居間にいたまま。そこで、鶴を折っていたのです。ある願い事をかなえるために。
お母さんは少年に熱があることを知り、お風呂に入れて、布団で寝るように言います。そして、少年が布団で寝ていると、小さな松の木をもってきたのです…。
この日は、新年の7日前。そう、クリスマスです。果たして、この後、お母さんがしたこととは…?
お母さんの口から語られる生い立ちとともに、ぜひぜひ、結末をご自身でお楽しみください♪
日本にまだクリスマスという概念が浸透していなかった時代の、日本式のクリスマスのお祝いに、温かく、優しく、また懐かしく感じるような絵本です。
Allen Sayさんの繊細なイラストも素晴らしいですね。
このように、日本を舞台にした絵本が海外で出版されていることも嬉しいですね。
最後に
このブログでは、他にも英語の本を紹介した記事があります。もしご関心がありましたら、合わせてチェックしてみてくださいね♪
なお、Allen Sayさんの生涯や、まとめ記事は、以下からアクセスできます。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬