タドキストによる英語多読ブログ

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自らのしたいことと、仕事との間の葛藤に悩む青年を描く Allen Sayさんの作品『The Sign Painter』のご紹介

こんにちは!

お立ち寄りいただき、ありがとうございます。

 

このブログでは、1939年に横浜で生まれてから13歳まで日本で過ごし、その後アメリカに渡った絵本作家Allen Sayさん(コールデコット賞受賞作家でいらっしゃいます)の絵本を何冊かご紹介させていただいたことがあります。

 

今回は、Allen Sayさんが文とイラストを手掛けた、自らのしたいことと、仕事との間の葛藤に悩む青年を描いた絵本をご紹介させていただきます。

 

 

 

本の情報

今回ご紹介するのは、Allen Sayさんが文とイラストを手掛けた『The Sign Painter』です。

 

YL 1.8~2.2程度  語数 1,163語  Lexile: 570Lの絵本です。

The Sign Painter

The Sign Painter

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本の内容のご紹介

朝早くに、ある一人の青年がバスから降り立ちます。

まだ店も空いていない時間帯に、青年が仕事探しのために向かった先は、とある看板屋。

 

看板屋の仕事の手伝いをする中で、その実力を買われた青年でしたが、ある日、奇妙な注文が入り、それを手伝うことになります。

 

何でも、砂漠の中にあるいくつもの大きな看板に、"ArrowStar"という文字とともに、女性の顔を描くという仕事でした。


青年は景観を描くのが好きで、また何のための仕事なのか判然としない。

一方、仕事は仕事と割り切る看板屋の主人。


青年はこの後、"ArrowStar"の真相を知ることになりますが…。

 

自らのしたいことと、仕事(お金になること)との間の葛藤に悩む青年を主人公にしたお話で、Allen Sayさんの繊細なイラストが素晴らしい絵本です。

子ども向けの絵本ではありますが、大人が読んでも、したいことと、しなければならないことの葛藤について立ち止まって考えさせられます。

 

気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!

 

最後に

このブログでは、Allen Sayさんの絵本として、以下の本のご紹介もしたことがあります。もしご関心があれば、合わせてチェックしてみてくださいね!

erelc.hatenablog.com

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なお、Allen Sayさんの生涯や、まとめ記事は、以下からアクセスできます。

erelc.hatenablog.com

 

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

それでは、Happy Reading♬

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